学校の授業はとてもたいせつだというお話です
もくじ
どれだけの人が塾に通っているのか
みなさん、学校の授業に対してはどういうイメージをお持ちでしょうか。
学校の勉強だけでは不十分なイメージを持っている方も多いと思います。
その証拠に中学生になると半分以上の生徒が塾に通っているという統計があります。(塾に通っている小学生は24.3%、中学生は54.2% マイナビニュース)
多くの家庭が学校+塾で学力向上をめざしているんでしょうね。
しかしその中には、努力がなかなか結果に結びつかない人もいるようです。
かく言うしょーちゃん家もまさにそんな状況でした^^;
頑張っているのになかなか成績に反映しないのは、とても辛いことです。
いったいどうしたらよいでしょうか。
実は、成績アップのキーは学校の授業です
しょーちゃんは学校の授業こそがたいせつだと考えました!
なぜなら、ほとんどの子供にとっては、一番長い勉強時間が学校の授業だからです。
そこでどう過ごすかによって、学力は大きく開いていくはずです。
一番長い時間なのですから、そこにメスを入れれば効果が出やすいと考えたのです。
授業は真面目に聞いてくるのよぉー!
「はーい、わかった!」と子供たちは言うと思います。
でもこれでは、おそらく効果は薄いでしょう。
子供たちがサボっているというわけではなくて、授業の受け方をきちんと身につけていない可能性があります。
授業の受け方を身につけていなかったからこそ、成績が上がってこない
のだと思います。
ちなみにうちのおにーちゃんはというと・・・教科書をチェックしましたが、落書きだらけでした 笑
教科書の偉人という偉人が軒並み特殊メイクを施されておりました^^;
授業中はさぞかし楽しかったことでしょう!そんなんじゃあ成績あがるわけないよ><
ここまで読んで頂いた方の中には、しょーちゃんは塾に否定的なんだなと勘違いされている方もいらっしゃると思いますので、ここで塾についてどのように考えているのかを書いておきます。
しょーちゃんは塾は必要だと思っています!
何か事情がない限り塾には通った方がいいでしょう。
塾に行くメリットは・・・
- 学習習慣が身につく
- 効率のよい予習が行える
- 学校では教えてくれないことも教えてくれる
- 同レベルの子供たちと切磋琢磨できる
- 定期的に模試などを受けれる環境がある
- 受験情報が得られる
- 保護者とも密に連絡を取り合い、家庭・塾双方で子供をフォローできる(塾による)
上記については学校だけでは得ることが難しいと思います。
ではデメリットは・・・
- 費用がかかる
- 時間がとられてしまう
- 塾に行っているというだけで安心してしまう(受け身)
- 自分の学習ペースに合わないときがある
3番目と4番目は特に問題です。
自分から進んで、かつ自分の能力にあった学習をしないと成果は期待できません・・・
メリット・デメリットを踏まえて、塾に通うときの注意点
それは学習レベルにあった塾に通うことです。
塾には、学校の授業に比べ限られた時間で結果を出すという使命があります。
その為、学習の密度は濃くなっていくのですが、学習レベルが追いついていない場合、その密度の濃い授業にはついていけなくなる可能性が高いです。(個別かつ学習レベルに合わせてくる塾を除きます)
勉強というのは積み重ねです。小学校低学年で習った土台の上で小学校高学年の学習があり、それを土台に中学校の学習があります。
いわば積み木のようなもので、土台がしっかりしていない(基礎学習があやふや)不安定な土台の上にどんなにしっかりと積み木をしても、結局はグラグラになってしまうのです。
ある日突然、急に授業についていけなくなります。本当は理解があやふやなところをわかったつもりになっていることが原因で起こるのですが、これは後になればなる程取り返すのが大変になります^^; これ、すごーく重大な問題なんです!
急がば回れということわざがあります。
苦手分野など基礎がしっかりしていないところは、思い切って数年前の段階に学習を戻してみるのもよいと思います。
ちなみに、うちのおにーちゃん(中一)ですが、ある一分野で小学校3年生くらいまでもどりました 笑
授業の効率を考える
力を入れる入れないに関わらず授業は必ずあります。
であるならば活用しないともったいないですよね!
だからぁ、授業は真面目に聞いてくるのよぉー!
くーちゃん、そんな簡単にいかないんだって・・・^^;
こうなったら親として、効率の良い授業の受け方を教えるしかないかなぁ。
こんなこと教えてくれる先生には期待できません。
もしいたとしたら素晴らしい先生ですよ!
それくらい大変なんです、生徒全員にこれ教えるの。
だって、聞き方を教えて、ノートのとりかたを教えて、理解してるか確認して、なんならフィードバックもさせて、予習方法を教えて、復習方法を教えて、理解が足りてないところをフォローする…はっきり言って無理!
仕方ないけど無理なんです。
先生はどういう働き方しているの?
公務員だから安定はしているんでしょう?いいよねー
なんて意見があります。実態はどうなんでしょうか。
2021年10月1日さいたま地裁である判決が出されました。
誤解を恐れず簡単に言っちゃいます。
先生に残業はほとんど認めないということです。
詳細はこちら⇒残業代ゼロで働く教師 「画期的」判決が見過ごした給与制度の闇 朝日新聞デジタル
サービス残業なら自分もやってるってお父さん、先生たちのは次元が違います・・・
本件についてはネットで調べるといっぱい出てきますが、
生徒の感想文の添削は業務とは認めない
小テストの実施は業務とは認めない
授業の準備は1時間につき5分程度が妥当。それ以上は業務としては認めない
土日の部活の遠征への付き添いは業務とは認めない
もちろん例外もあります。そしてこれは氷山の一角のようです。
提出した感想文の添削がされてなかったら保護者からはクレームが入るでしょうね・・・
小テストをまったく実施しなければ「先生やる気あるのか!」って怒りの電話が入るかも知れませんね・・・
5分という短時間で準備できるようなやっつけ授業でいいんでしょうか?人数分のプリント刷るだけで終わっちゃいますね・・・
大会などには顧問同行必須のものがあります。それらには出場できなくなりますね・・・
モンスターペアレントでなくても、物申したくなるような教育現場になっていくでしょう。法令通りの運用となるならば。
しょーちゃん、これはおかしいと思うのでやや過激な書き方となってますが、要は法律としては「やりたきゃ勝手にどうぞ、ただしプライベートの時間でね!」ということですよね^^;
ブラック!!そらぁ教員志望者が年々減るわけだわぁ・・・・
こんな判決を「画期的な判決」と言ってしまってる時点で、今がどれだけひどいのか容易に推測できちゃいます><
先生たちにはもっとやさしく、敬意をもって接しようと思ったしょーちゃんです^^
先生たちを過信するわけにはいかないので、(もちろん頼れる、素晴らしい先生はたくさんいらっしゃいます!)しょーちゃん、自分で何とかしようと考えました。
そして悩み考えた結果、ある方法を採用することにしました。
実はうちのおにーちゃん、2学期からこの方法を取り入れ始め、少しづつ成果が出てきています!
まだまだ上があるので、これからも頑張らないといけません!
これはしょーちゃんのオリジナルではなく、学校の先生や塾の先生、教育サイトの記事なんかを総合して出した結論です。
この方法が合う子供合わない子供がいると思うので、ご自身でも試行錯誤してみると良い結果につながると思います!
授業を最高効率にするための予習・復習
良い授業のためには予習と復習が大事です。
そんなんわかっとるわー!! 怒
塾も宿題も部活もあるし、遊びだって大事。目指すは短時間の予習復習です!
遊びたい盛りでもありますし他にやりたいことも沢山あるでしょう。
できる子には、この機会に時間の使い方やスケジュール管理も覚えてもらっちゃうのもいいかも知れません。
ちなみにしょーちゃんは復習重視派です。
何もわかってない段階で勉強(予習)をできるのは良く出来た子だけ。
子供の学習段階に応じて復習だけでもいいと思いますよ!
それにどうせ反復学習をすることになります。覚えて忘れて覚えて忘れて覚えて…この反復学習にいかに早く辿り着くかが勉強では大事なことです。
反復学習=復習です。一回だけでは本当の復習になりません。
授業の質が上がる! 予習のコツ
普段の予習復習は効率よく短時間で、テスト前や長期休みにしっかりと演習を行なっていくのがよいと思います。
予習時間の目安:1教科につき5~10分程度
授業中に、あーこれ見たなぁ程度で十分かと思います!
勉強も授業も積み重ねですので、
今までしっかり積んでこれてる前提での時間となります。
前段の内容の理解が出来ていない場合は、理解できるまでしっかりと行う必要があります。
教科書をささっと読む程度でよいでしょう!
ここで押さえておくのは、
- どういう内容の学習をするのか
- わからないところや気になった点を覚えて起き、授業にて消化すること
です。
最初のうちは子供一人ではできないと思います。
親がついていっしょにやってあげると効果があります!(教科書ガイドとかを買っておくと便利です)
授業の質が上がる! 復習のコツ
復習時間の目安:1教科につき10~20分程度
もちろんこれも予習と同じです。
勉強も授業も積み重ねですので、
今までしっかり積んでこれてる前提での時間となります。
学校の時間割では、だいたい5教科が1日につき4時間分くらいあるので、
予習復習に必要な時間は、およそ1日あたり1~2時間程度となります。
ただし、疲れたときや体調が悪い時は無理しないこと。
毎日のことですので、1回や2回休んでも学習にはそこまでの支障は出ません。
継続は力です!
さて、具体的は復習についてですが、予習の段階である魔法の言葉を仕込んでおきます。
その魔法の言葉は、
授業でどんなことを習ったか説明してもらうから、しっかりと内容を聞いてメモしてきて!
というものです。
ここは親がしっかりとかかわってあげましょう。
他人任せにすると、学力の伸びは運任せになってしまいます><
説明しなきゃいけないからしっかり聞く。
子供の説明具合をみて、授業のおよその理解度をはかれる(子供の説明能力を考慮してください)
しっかりとした説明をさせるために(復習)
魔法の言葉とともに前もって子供に言っておくといいのがこの言葉。
先生がポイントを言うと思うから絶対聞き逃さずに、後で復習の時に教えて!
板書以外でも大事なポイントだから先生は話しているの。だから、口頭だけの説明もピンときたらノートにメモしてね。走り書きや、一部分でもいからノートにとるんだよ!
きれいなだけのノートは意味がありません。知識に定着させるのが大事です!
子供にはやった項目だけじゃなく内容を説明させてください。
子供がどこまで理解しているかがわかると思います。
英語での説明例
×の例
英語の教科書をよんで問題プリントをした
英語の教科書やプリントで過去形を習った
◯の例
英語の教科書やプリントで過去形を習った。動詞+edで過去の表現ができる
◎の例
英語の教科書やプリントで過去形を習った。動詞+edが過去形。例文はこんな感じ〜〜と具体例をあげる
さらに、教科によっては例文や図解、用語、計算など紙に書いて説明できたら完璧です!
一説には記憶はインプットよりアウトプットのほうが定着しやすいそうです。
ですので、
説明する前提でしっかり授業を聞き(しっかりインプット)
まとめて理解し、わからないところは聞く(しっかりインプット)
復習時に説明(アウトプットで定着)
余裕があれば簡単問題を1、2問出してみるのもいいでしょう。
子供の学力の現状を知ることができて一石二鳥です!
しっかりとした予習復習にするためにあった方がいいもの(なくても可)
◇家用教科書:学校と同じものを買います。毎日持って帰るのは子供には重すぎますし、学校に忘れてくるなどの事故を防げます。
◇教科書ガイド:親が自信のない場合やより詳しく予習復習したい場合は教科書ガイドを買うとよいです。ポイントがのっているので子供の自習用にも便利です。教科書と同じ出版社のものを買うようにしてください。
◇教科書ワーク:問題演習、繰り返しの復習の際にこれがあると非常に便利です。こちらも教科書ガイド同様に教科書と同じ出版社のものを買うようにしてください。
だいたい一冊1,300円~2,000円程度です。
まとめて購入すると意外と高いですが、結果的には安い買い物になると思います!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!