やり方などの形だけでなく、子供を見ることが大事だと考えます
今回のテーマは「やる気」です。
学生やその親にとって永遠のテーマともいわれるほど、よく語られ、またよく悩まされます。
「子供 やる気 勉強」などでウェブ検索すると様々な記事がヒットします。
そして多数の解決法(?)が掲載されていますが、どれも一般論すぎていまいちピンときません。
間違ったことは言っていないと思いますし、内容にも納得できますが、
実際に試してみても「やる気」は出なかった
という人は多いと思います。
実際うちもそうでした^^;
それでも勉強は頑張らなくてはいけませんし、学校の授業は淡々と進んでいってしまうし、定期テストも来てしまいます。
そんな中で子供のやる気について、あーでもないこーでもないとたくさんの試行錯誤をし、実はいまだに結論は出ていないのですが、現状の考えをまとめたものが今回の記事となります。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
もくじ
子供の「やる気」を引き出すのはむずかしい?
パパママ同士で話していると「なかなかやる気が出てこなくて勉強ができない」とか「どうやったら子供がやる気を出してくれるかわからない」なんてことを良く聞きます。
この場合の「やる気」とは、自分で進んで勉強すること、そしてそれが継続することを指すと思いますが・・・
自ら進んでさらにそれを継続なんて、数あるやる気の中でもけっこう「レベルが高い方のやる気」なんじゃないかと感じています 笑
個人的な意見になりますが、
そんな高レベルのやる気なんて出てこなくて当たり前!
あくまでも個人的な意見ですよ!
中にはやる気が泉のようにあふれ出てくるような素晴らしい人もいるでしょうし(すごくうらやましい!)。
大人だって「やる気」を出すのはむずかしい?
「やる気」を出すのがむずかしいのは何も子供に限ったことではありません。
大人にだって、いや、大人にこそむずかしいと思います。
考えてみて欲しいのですが、学生時代を経て大人になった今、何か夢中になっているものはありますか?
そしてそれは継続出来ていますか?
おそらくあったとしてテレビドラマだったりスポーツだったりレジャーだったり・・・そう、いわゆる趣味と言われる領域のものでしょう。
勉強、自己啓発、仕事に熱中出来ている大人は少ないと思います(僕のまわりだけかも知れませんが^^;)。
学生の頃は半ばやらされていたから勉強をしていても、その強制力がなくなると勉強をやめてしまう大人は、特に日本人には多いようです。
参考)日本人の学習時間
趣味レベルだったら子供だってやる気はあります。
遊びやゲーム、部活、SNS・・・「そんなことしてないで勉強しなさい!」って言われてもやめませんよね?
これこそがやる気なんですよね 笑
これが勉強にも向いてくれたら~と、世のパパママは思うわけなんです。
この記事を書いている今、僕も思っています。
頼むわぁ、うちの子供・・・
「やる気」について考えてみる
勉強に対するやる気が難しいのはわかったけど、でも実際に頑張れている子はいるし、うちの子にも頑張って欲しい・・・
さてどうすればいいのでしょうか。
一番良いのは勉強を趣味や遊びのように楽しめることですが、それはレアなケースでしょう。
でも趣味や遊びについて考える事で何か突破口が見えてきそうな気がします。
考えてみたのですが、一口に遊びや趣味といっても全てが好きでやりたいものではありませんよね。
- ゲームが好きでも外で遊ぶのは嫌い
- サッカーは好きでも野球は好きじゃない
- 読書はするけどテレビはあまり見ない
人によって好きなゲームや趣味は異なります。
そして同じゲームの中でもパズルゲームは好きだけど対戦ゲームはあまり好きじゃないなど、さらに好みが分かれると思います。
その好きな理由にこそ、ヒントが隠されている気がします。
自分の子供にとって何が好きな理由なのか、それには何か特徴や法則的なものはあるのか。
そこを観察し考えてみるといいと思います。
「なぜ好きなのか」「なぜ好きになったのか」
自分の子供にとって、
- 好きな遊びとそうじゃない遊び
- 好きなゲームとそうじゃないゲーム
- 好きなスポーツとそうじゃないスポーツ
- 好きなテレビ番組とそうじゃない番組
- 好きな休日の過ごし方とそうじゃない過ごし方
- 好きな教科とそうじゃない教科
そして①~⑥の理由をそれとなく聞いてみたり観察したりすると、「やる気」を引き出す参考になるかも知れません。
また、以前は好きじゃなかったのに最近好きになったことなどがあれば特に参考になるでしょう。
仲間が出来たからなのか、
自分がうまくなったから(レベルがあがったから)なのか、
褒められた(認められた)からなのか、
憧れの存在がいるのか、
異性にもてたいからなのか、
友達の前でかっこつけたいからなのか、
10人いたら10人違う答えがあると思います。
一日のうちの多くの時間を共に過ごす家族だからこそ、子供のことは誰よりもわかるはずです。
「やる気」の出し方について、一般論的な対策はもちろん大事だとは思います。
でも我々は親ですから、ちゃんと子供本人を見て対応してあげたいのです。
どこにでもいる平均的な子供じゃなくて、うちの大事な子ですからね!
みなさんのご家庭でもそうだと思います。
というわけで記事は後半に続きます!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!