定期テスト対策はどうやったら効果的なのでしょうか。
定期テスト対策をどうしたらいいのか。
英数中心にやるべきか、漢字や単語をやるべきか、ひたすら問題集をやるべきか・・・みなさんよく悩まれると思います。
しかしその前にやったほうがいいことがあるのはご存じでしょうか。
もくじ
定期テスト対策 最初の一歩
定期テスト対策、最初の一歩は
自分の学力の「現状把握」をすること
「具体的な目標」を決めること
です。
2週間から1ヶ月前には着手しておきましょう。
現状把握について
現状把握とは、自分の学力の穴を発見することです。(重要)
前回のテストの点数や間違っていた部分、今回のテスト範囲の問題を解いてみて苦手な部分などを把握しましょう。全く分からない部分や、ある程度まではわかるけど、それ以上はわからないといったところまでです。
この作業はかなり時間がかかります
テスト範囲全体の問題を解いたり教科書を読み返したりしますので、その子の学力や解く問題の難易度によりますが、1教科あたり1~3時間くらいを目安に考えています。
目標について
目標は具体的にする必要があります。
どの教科で何点取るかでいいと思います。
現状把握がしっかりできていれば、目標と普段の学力との間に、どれくらい差があるのかわかっているはずです。
ここを子供と話し合いしっかりと決めてください。
おすすめは、
少し努力すれば達成できる程度
です。
テストの度に「達成を繰り返す」ことで、次第に勉強に対して前向きに取り組めるようになっていきます。
小さな成功を積み重ね、子供の勉強に関する自己肯定感を上げていきます!
現状と目標の差を埋める(テスト勉強)
現状と目標の差を埋めるのがテスト勉強です。
苦手に着手せず得意なところばかりやっているのはテスト勉強ではありません。
それは普段やるべき勉強のうちのほんの一部です。
やりたければ苦手をある程度克服してからにするべきでしょう。
例えば漢字や英単語にミスが多い場合はいつもより暗記に力を入れてみたり、
距離・速さ・時間が出てくる文章題が苦手な場合、より多くの問題を解いて習熟するなどがそれにあたります。
目標が高ければ高いほどやることが多くなりますが、自分が立てた目標ですので頑張るしかありません!
ちなみに、
立てた目標以上の勉強は無理にする必要はありません。
あまり負荷をかけすぎると子供が疲弊してしまいます。
志望校の入学試験をゴールとした長いマラソンですので、走り続けることができるペースを考えて勉強してください。
あまりに暇になりすぎるのであれば目標が低すぎるので、今回か次回から修正してください^^
定期テスト対策の注意点
人間は自分の苦手や弱点からは目を逸らしがちで、特に子供はその傾向が顕著です。
放っておくとまったく勉強しないか、勉強をしても得意なところ・わかっているところしかしません。
学力の穴を埋めずにテストに臨むわけですから、それなりの結果(点数)になるという訳です。
ですので、勉強机に向かっているからといって安心してはいけません。
何に取り組んでいるかが大事だからです。
子供が小さいうちはこのあたりの自己マネジメントがまだできないと思いますので、お父さんお母さんが一緒に考えてあげられるといいと思います。
中学生くらいまでなら、親子二人三脚で取り組むことをおすすめします!
ちなみにここまでの項目で書いたことについては、学校や塾ではやってもらえないと考えていた方がよいです。
学校の先生は1人で30人以上を見ているので時間的に無理ですし、塾の場合もテスト対策用の授業をすることで精一杯で、個々の学力の確認まではする時間はないと思います。
塾ですと中には個別にテスト対策をしてくれるところもあると思いますが、現状把握についてはかなりの時間を要しますので、細かなところまでは出来ないはずです。
定期テスト対策の基本は自己学習です!
学校や塾も主体的に関わっていけばよいですが、受け身ではそれなりの成果しか望めません。
結論から書いちゃいますが、「子供たちの学力順位は基本的には変わらない」です。
入学・入塾したときに成績上位の子は上位のまま卒業していきますし、下位の子は下位のまま卒業していきます。
成績がぐんとあがるのはごく一部の子だけのようです。
それもそのはずで、学校はみんな行っていますし、塾には中学生になると6割程度が通っています。
家庭で自主的に頑張れるかどうかが他の子に差をつける秘訣で、そういう子は見ていればわかるそうです。
塾なんかは特にわかりやすいです。
10社ほど聞いた入塾説明のときには、どの塾でも「全員の学力あげます」とは言いいませんでした。
かわりに「これだけ学力の上がった子はいました」という言葉はどの塾からも聞きました。
確かな学習ノウハウ(そんな魔法のようなものはありません!)を持っていれば「全員」と言い切れるはずですが、短時間の塾だけでは限界があることを、塾講師のみなさんはよく知っているんです。
家庭で勉強ができる子はほんの一部です。
そしてそういう子の成績が上がっていくことを分かっているんですね。
息子の通っている塾でも、子供からはわからない問題を何度も質問させたり、親としても説明会や送り迎えの度にコミュニケーションを取っていたら、先生たちの対応は目に見えて変わってきました 笑
磨けば光りそうな「ダイヤの原石」だということをアピールしたのです^^
↓身内の塾講師に実際に聞いた話(覚えてる限り原文のまま)
「やる気ない子にしつこく教えても意味ないやん?嫌われるだけやで?塾で友達つくって笑顔になってくれるだけでええ」
「最低限は教えるで。でもな、やっぱやる気のある子との差は歴然やで。教師としても自然とそっち(やる気ある子)に力はいってしまうよ」
「わかった気にさせるだけなら簡単にできてしまうしなぁ」
後半に続くわよぉー!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!