定期テスト対策についてのいろいろ。後編です。
今回は定期テスト対策の後編となります。
まだ前編見ていない方は前編から読んでみてください!
もくじ
学校・塾の活用
さて、前編でも書きましたが、
定期テスト対策の基本は自己学習
です。
ですが、現状把握し適切な目標を立てるという勉強法は、子供にはなかなかむずかしいです。(一部の優等中学生や高校生は出来ると思います)
ですので、どうしても親の協力(勉強計画についてのマネジメント)が必要となります。
勉強計画の立案・管理・確認は親子の共同作業
実際の勉強は子供の作業
そしてテスト勉強を進めていくとわからないところが出てきます。
親が教えることができた場合、それはそれで素晴らしいことですが
できれば学校や塾で聞いてくるように促してください。
その理由は2つあり、
- 子供が勉強に対して主体的に関われるようにするため
- 学校・塾にやる気を認識させるため
です。
子供が勉強に対して主体的に関われるようにするため
自主的に勉強できる子はまだ少ないと思います。
出来ていたとしたらこのサイトを見ることもなかったでしょうし^^;
自主的に勉強ができるよう、第一歩として自ら質問してくるよう促してください。
慣れていない子にとって質問することは勇気のいることかと思いますが、それを乗り越えることによって受け身の学習から脱却して欲しいということです。
親が教た方が簡単なんですけどね!(教えることが出来た場合)
質問させた場合は、後で確認することも忘れないようにしてください。
本当に質問してきたかどうかの確認と、理解できたかの確認のためです。
学校・塾にやる気を認識させるため
質問してくる生徒は可愛いものです。
ただ、質問をしてくる積極的な生徒は少ないです。
教壇に立っていると、どの生徒がわかっていてどの生徒がわかってないかは一目瞭然だそうです。
でも質問は少ないんですね、やる気のある生徒には教える準備が出来ているのに、です。
どんどん質問させていきましょう!
先生だって人間です。
好き嫌いだってありますので、
好感の持てる生徒でいるメリットは高いです。
ただ・・・わからないところがあまりに多かった場合は、いつくかは親が教えてもいいでしょう。
先生を質問攻めにしても困らせてしまいますので^^;
先生はとっても忙しいのです。
全教科均等にがんばる VS 特定教科集中でがんばる
全教科をまんべんなく勉強した方がいいのか、特定の教科に集中した方がいいのか。
よくあるお悩みのようですが、
何の勉強なのかと置かれている状況によって答えは変わってきます。
テスト対策ではない普段の勉強であれば全教科を均等に勉強するのがよいと思います。
定期テスト対策の場合のおすすめは、
- 全教科で比較的高い点数がとれている場合 ⇒ まんべんなく全教科をのばす
- 比較的高い点数がとれるが、一部苦手教科がある場合 ⇒苦手教科に集中する
- 全教科平均点程度 ⇒どちらでも可
- 全教科平均点以下 ⇒特定教科に集中する
※ここでいう比較的高い点数は80~100点が目安です
※特定教科集中の場合でもそれ以外の教科の勉強も必要です。時間配分を変えるだけです。
全教科で比較的高い点数がとれている場合
授業での内容はほぼ理解できている状態かと思われます。
すばらしいですね!
後は教科書準拠の問題集(学校で決められたものがあればそれでも可)と、他社の問題集を繰り返し解いていくと点数の底上げができます。
後は教科により資料集・時事問題などにも目を通し、授業中に先生が話したことなどがノートにメモしてあれば見返しておきましょう(けっこう大事)。
比較的高い点数がとれるが、一部苦手教科がある場合
出来ている教科は落とさないように(もしくは微増くらいで)維持しつつ、苦手教科に集中した方がいいかも知れません。
放っておいていつの間にか得意になることはまずありません。
勉強は積み重ねですので、出来る限り早めに対処しておいた方がよいと思います。
問題演習ができるレベルであれば何度も何度も繰り返すとよいと思います。
おそらく同じようなところでつまづくはずですので、基本(教科書)に立ち返るなどして克服します。
わかったつもりになっているだけだったり、少し勘違いして覚えていることがあります。
つまづく問題に関しては、学校や塾の先生に詳しい解説をお願いするなどしてテストに備えてください。
全教科平均点程度
教科ごとにそれぞれ理解できていない部分が複数あると思われますので、立てた目標によってはとんでもない勉強量になってしまいます^^;
このあたりの点数の子は、漢字や単語の書き取り問題(いわゆる点取り問題)が出来てないことも多いのでもったいないです。しっかりと覚えておきましょう。
わかったつもりになっていたり、勘違いして覚えていたりすると思いますので、教科書をよく読み理解してから(特に太字の部分)、教科書準拠の問題演習にうつります。
全教科をまんべんなくやるか、特定科目に集中するかはお好みです。
全教科をする場合は勉強時間さえしっかりと確保できれば、少しずつ点数はアップしていくはずです。(ただし勉強量が非常に多い為、1ヶ月以上前からやったほうがいいかも知れません)
特定科目に集中する場合でも、他教科の成績を落とさない程度の最低限の勉強は必要です。
そして集中科目については教科書に立ち返り、1からやるつもりで勉強を行いましょう。
教科書を熟読し、重要用語・要点・流れなどを理解したらその部分の問題演習です。間違えたら教科書に戻ります。
これを繰り返すことで、うまくいけば点数が大幅に伸び自信につながります。
最初に手をつけるなら、子供の好きな教科か、点数の伸ばしやすい教科(社会や理科など)に絞ると効果が出やすいです。
全教科平均点以下
まずどれか一つの教科の点数を伸ばし、自信をつけることが最優先だと思います。
好きな教科か、比較的点数の伸ばしやすい教科(社会や理科など)に絞りましょう。
教科書を熟読し、重要用語・要点・流れなどを理解していきます。
知っているからと飛ばすことなく、1からやるつもりで勉強します。
勘違いしていたり、間違えて覚えていることが多いので、親としてはそのあたりをフォローしていく必要があります。
用語・単語などの一問一答形式の問題集があれば活用すると暗記がはかどると思います。
問題演習は簡単なものを反復する程度で大丈夫です。
このあたりの点数の子は、漢字や単語の書き取り問題(いわゆる点取り問題)が出来てないことも多いのでもったいないです。しっかりと覚えておきましょう。
対策例)おにーちゃんのときはこうした
うちのおにーちゃんは、対策を行う前はすべて平均かそれ以下くらいの成績でした。
具体的にはこちら⇒優等生のおにーちゃんがまさか・・・
おにーちゃんはある進学校を志望しています。
うちの近くにあるので、そこに行くイメージを持っているらしいです^^
まだ中学1年生ですので、長い目でみてすべての成績を大幅にアップさせるのがよいと判断しました。
やればできるという自己肯定感を上げていきたかったので、特定教科に絞って確実に点数をあげていくという方法にしました。
詳細については別記事を参照ください⇒対策の具体例(中学1年生2学期中間)
そして約半年間がんばった結果、テスト順位を大幅にアップさせることに成功しました!
詳細はこちら⇒気になる成績の近況(開始から6ヶ月後)
テストはゴール(受験)ではありませんので、頑張りが反映されるという実感を持ってもらうのが大事だと思います。
自分だってやればできるんだという自信が次の頑張りにつながります。
これは早ければ早いほどいいと思います^^
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!