教科別にファイリングして保管しておきましょう
暑さもやわらぎ涼しくなってきた今日この頃。
学校ではそろそろ2学期の中間テストが返ってくる頃かと思います。
「今回はよかったぁー!」とか「失敗しちゃった・・・」など、思わず一喜一憂しちゃいますよね。
だって頑張りましたもんね!
でも、それだけで終わらせちゃってませんか?
もくじ
定期テストは返却後からが勝負です!
返却された定期テスト、点数だけみて捨てたりはしてませんか?
点数に一喜一憂するだけじゃダメ。
以下の理由から、定期テストは活用しないともったいないのです。
学校での定期テストの特徴は、
- 受験と比べ狭い範囲での良問が厳選されている
- 受験と比べ問題の難易度は優しい
であり、
受験対策のはじめの一歩として最適
なんです。
受験対策とは
受験対策では中学校3年間で習った全ての範囲を総復習が必要です。
この総復習は自分の学力の棚卸、つまり知識の漏れや忘れ、苦手分野を洗い出す為の作業となります。
受験対策といえば過去問をやりまくるというイメージが強いですが、それは総復習が終わった後の作業です(もしくはこの作業が必要ない程成績優秀な一部の生徒だけです)。
定期テストの問題に匹敵するものを市販の問題集から探すのは骨が折れると思います(そしてお金もかかります)。
- 問題数が多い(各教科3年間分のテスト問題)
- 3年間全ての範囲を網羅
- 問題が比較的優しい(教科書レベル)
受験対策のはじめの一歩(学力棚卸用)として最適
となるわけです。
定期テストを普段の勉強にも活用
覚えた知識は必ず忘れてしまうものです。
せっかく授業で習っても、受験まで何も見直さなければ、最初から習ってなかったのと同程度にまですっかり忘れ去ってしまうでしょう(特に社会や理科の生物分野のような暗記系で顕著)。
これはとてももったいないことです。
短時間でもよいので、定期的に見直す癖をつけましょう。
①定期テスト返却後すぐ
学校の授業でテストの解説などがされると思いますが、その後の家庭学習で間違ったところ、分からなかったところの見直しを行います。
あやふやな部分やむずかしい部分は教科書に立ち返る、学校や塾の先生に聞くなどしてわからないをなくしておきましょう。
わからないをなくした後は確認のため再テストをします。
出来れば全教科全問ですが、時間がない場合は間違えた部分だけでも良いと思います。
「鉄は熱いうちに打て」です。
このタイミングで行えないと、後ほど何倍も苦労することになります。
②再度のテストで知識の定着をはかる
①の1週間~2週間後後を目安に再度テストを行います。
ここは時間を確保して、出来れば全問といた方が良いです。
学校の定期テストの時間は1教科につき50分程度ですが、直近で同じ問題を数回行ってますので、時間はかなり短縮できるはずです。
③大型連休を利用しての知識の確認
夏冬の大型連休にその直前の中間期末テストを再テストします。
夏休みなら1学期の中間期末テスト、冬休みなら2学期の中間期末テストです。
②から少し間が空いていますので少し忘れていると思いますが気にしないでください。
知識の定着には「忘れる」という過程が必要なのです。
そして何回思い出したかが大事です。
④学年末(春休み)に前学年の総テスト
春休みを利用して、前学年でやった全てのテストを解き直します。
すごいボリュームだと思いますが、実はここまでコツコツできていれば思ったよりも時間はかからないはずです。
同じ問題ですし、ある程度知識は定着しているでしょうからね!
1テストあたり早ければ10分程度で、普通にしても30分あれば終わるくらいが目安です。
⑤3年生になったら総復習を兼ねてテスト
3年生になったら夏休みまでに1年生2年生の全てのテストを行い、習熟度チェックと苦手探しを行います(どうしても苦手な部分は出てくるものです)。
夏休み前までというのがポイントです。
受験を見据えた場合、夏は課題克服のために時間が使える最後となります(冬をあてにしたらダメ)。
各学校や塾で夏期講習が行われると思いますので、それまでに自分の課題をはっきりとさせておくことは大変なメリットがあります。
ただぼーっと講習を受けているだけだと夏はあっという間に過ぎていきますからね。
夏を制するものは受験を制するのです!
定期テストの活用法(番外編)
下のお子さんがいる場合は過去問としても活用できますよね!
年が離れていなければ、同じ学校に通う違うお子さんにあげてもいいと思います。
定期テストはタダでもらえる良問です。
効率よく使って学力アップしちゃいましょう!
ただし成績優秀者は本記事での①②くらいにとどめて、市販の高難易度の問題演習をした方がいいと思います(わかり切った問題を解く必要はないです)。
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!