煮込み料理は圧力鍋を使うと時短になります
お箸で崩れるほど煮込まれた豚の角煮って美味しいですよね。
角煮1こでごはん一杯いけるって豪語する方もいるのでは 笑
おつまみにもなりますし、覚えておいて損はないレシピです。
もくじ
豚の角煮は手間がかかる?
豚の角煮には、とても手間がかかるイメージを持っている方が多いような気がします。
お箸でくずれるほどの柔らかさまで煮込もうと思ったら相当な時間がかかるので仕方ないんですが、それ以外の味付けなどはシンプルなんで慣れるととても簡単な料理です。
そしてその時間も圧力鍋をつかうと簡単に解決しちゃいます!
圧力鍋を持っている方は角煮にチャレンジしてみてください。
そしてまだ持っていない方にはぜひ圧力鍋をおすすめします。
少しだけ高い買い物ですけど、時間とガス代の節約になるのでトータルで安い買い物だと思います^^
参考)圧力鍋ってむずかしそうだし怖い・・・という人は損してるかも!?
レシピ:豚の角煮
材料
- 豚バラ肉塊(肩ロースでも軟骨肉でも、塊なら何でもお好みで) 適量
- 醤油 適量
- 砂糖 適量
- 酒 適量
- 臭みとり(ネギ、タマネギ、ショウガ、ローリエなどあるもの) 適量
豚の角煮 調理手順
- 豚バラ肉塊を5センチ角くらいに切り分けます。
- 圧力鍋で下茹でを行います。鍋に水をはり①を投入し圧力をかけて加熱します。量にもよりますが10~20分くらいでいいです。このへんの時間は適当。短すぎたり長すぎたりしなければ失敗はありません。
- ②から茹で上がった肉を取り出し、肉についた油をぬるま湯で軽く洗い流します(ざるを使うと便利)。お鍋も軽く洗ってください。茹汁は捨ててもいいけど、豚肉の旨味が溶け込んでいるので有効利用した方が楽です。ぼくはよく冷蔵庫の余り物野菜や乾燥わかめと中華だしをいれてスープを作ります。溶き卵をいれても豪華になりますよ!脂が気になる場合は一旦冷蔵後で冷やし固めてから分別するとOK
- 再び圧力鍋に③の肉を戻し入れ、水・醤油・砂糖・お酒をお肉が浸るくらいに入れます。甘さの好みは各家庭により好みがある為あえて分量は書きません。だいたい醤油・砂糖・お酒をだいたい同じ割合で入れ、軽く沸騰させアルコールが飛んだタイミングで一度味見をしてください。この時点では「少し薄めかな?」というくらいで大丈夫です。煮詰まって少し味が濃くなるからです。甘めがお好みの方は少し砂糖を多めに入れるといいでしょう。僕は甘めが好きなので少し多めに入れていますし、上白糖じゃなく黒糖を使ったりしています。
- 味がだいたい固まったら臭みとりを入れます。肉の臭みなんか気にならないという人は入れなくてもいいかもです(笑)臭みとりの代表的なものはネギの青い部分(白い部分があるなら白髪ねぎにしてトッピングしたいので)、ショウガなどがありますが、タマネギやローリエなんかも活躍します。タマネギは冷蔵庫にある確率が高いですし、ローリエは以前シチューなど気合いれてつくったときのものが冷蔵庫の奥に眠っていたりしませんか?(笑)そういうものを活用していきましょう!この臭みとり系は食べるわけではないので、適当にカットして入れればOKです。
- 蓋をして加圧し10~20分煮込みます。自然に冷ましてから蓋を開け、お肉の柔らかさと味のチェックをしてください。お肉が固ければ追加で少し煮込み、味が薄ければ調整します。(味を濃く付け直す・煮切って水分を飛ばす・タレに少しとろみをつけるなどお好みで)
- お皿に盛り付けて完成ですが、出来れば多めにつくって2日目にも角煮を食べてみて欲しいです。一晩おいた方が味がなじんでより美味しくなりますので。煮卵を入れる場合はこのタイミングがいいです。特に半熟煮卵にしたい場合は、一晩じっくり味を浸透させた方が美味しいですからね。再加熱の時も半熟卵に火を通さないように注意してください!
角煮が固くなるときは
角煮固くなっちゃった・・・はよく聞く失敗談です。
原因は大きくわけると2つ。
- 煮込み時間がたりない
- 乾いてしまった
①煮込み時間がたりない
圧力鍋を使わない場合によく聞きます。
レシピ本などでは2時間煮込みますとか3時間煮込みますとか書いてありますが、その時間では柔らかくならないこともあります。
調理時間はあくまでも目安ですので、「柔らかくなるまで煮込む」が正解となります。
肉質、肉の分量、カットの大きさが違えば当然調理時間は異なりますし、お鍋の大きさ、肉と水の量の比率によっても加熱効率は変わってきます。
一旦柔らかくなるまで煮込んでしまえば、あとはそれを固くしないように気をつけるだけです。
②乾いてしまった
これもよくある失敗です。
いったん柔らかく仕上がってから味を濃くする為に「煮切る」際や、次の日にとっておく際に、お肉が液面から顔を出していることが原因です。
お肉がお箸でほろほろと崩れるという柔らかい状態は、煮込みによる加熱で組織を崩れ中の水分も抜けやすい状態なんです。
干物やラスクをイメージしてもらうとわかりやすいですが、食材は乾いてしまうと固くなります。
角煮を煮切る場合などは、煮切ったあとすぐ食べれるなら問題ありませんが、リアルな家庭事情を考えた際に「豚の角煮を煮切って完成させる⇒味見して、よしばっちり!⇒ほかの夕食の支度をする⇒家族の帰りを待つ⇒再加熱する⇒食卓に並べる」など、角煮の完成から食卓に並ぶまでの間で乾いてしまうこともあるようです。
食卓に出す直前までお肉は煮汁の中、これが鉄則です。
豚の角煮は慣れるととても簡単なのに見栄えがする料理です。
下茹での煮汁も他料理に活用できますし、
味のついた方の煮汁も別の料理にリメイクできます。
これを機会に、ぜひ得意料理の一つにしてください!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!