子供の勉強について、親はどう関わっていけばいい?(前編)

成長にともなう関わり方について考えてみました

しょーちゃん

こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!

どんな親だって子供は大切。

そして将来幸せになって欲しいと願って色んな教育を施すと思います。

様々な習い事をさせてみたり、塾に通わせたりしますよね。

勉強しなさい!って怒ることも・・・

なかなかうまくいかない毎日です^^;

今回の記事では僕なりにですが、子供の勉強との関わり方について考えてみました。

勉強の目的って・・・? ゴールから考えてみる

僕たちはなんで勉強するんだろう?なんてたまに考えることがあります。

恐らくこの「勉強する目的」は人それぞれで、その人にとって必要な何かが足りなくて、それを補う手段として勉強するのだと思います。

もちろん机に向かっての勉強だけでじゃなくて、人間関係だったりするかも知れませんし、体を動かすスポーツだって広い意味では勉強に入ると思います。

逆にいうと、その目的がなかったら勉強する必要はありません。

おそらく大多数の人にとって勉強は手段です。

だからこそ目的をはっきりさせた方がよいですよね。

苦しい時もありますもんね、勉強は・・・

子供たちにとっての目的は・・・?

大人なら仕事に必要な知識を得る為、転職に必要な資格など、明確な目的があると思いますが、子供はどうでしょうか。

子供にとっての目的って明確にしづらいですよね。

自分の子と話したことがあるのですが、将来の夢を聞いてパン屋さんになりたいと言ったからといっていきなり本格的にパン作りの勉強を始めるわけにはいかなかったです。

もちろん簡単なパンを一緒につくってみるなどして楽しみましたが、その半年後くらいには別の夢に変わっていました(笑)

そもそも将来何になりたいかなんて明確に決まってくるのは学校を卒業して就職するときか、もしくは就職した後のような気がします。

なので僕が出した結論は、

「将来なりたいものが明確になったとき、それを選択できるようにする」

というものでした。

必然的に広く浅くなってしまいますし、実際学んだのに使わない知識の方が多いでしょうけど、こればっかりは仕方ないと考えています。

関連記事)子供に「なんで勉強しなきゃいけないの?」ときかれたら

子供にどうなって欲しいか

子供にどうなって欲しいか、考えたことのない親はいないと思います。

健康で幸せであればそれでよい。

よく言われますがもちろんその通り。

その上で今何かをしてあげることで子供の将来がさらに良くなるのであれば、出来るものならやってあげたいのが親心です。

個人的な考えでは、特定の職業になって欲しいとかは言いたくないんですよね。

もちろん想いとしては持っていますが、それを口にしてしまうと子供の将来を縛ってしまうようでダメな気がします。

子供は大人の道具じゃない。

その子の人生を生きて欲しい。

僕がしてあげられること

子育てしながら色々考えていて落ち着いたのは、

自分に必要なことを自ら学べる大人になって欲しい

ということ。

学び方を教えたいということなんです。

老子の格言で、『授人以 不如授人以漁』という言葉があります。

簡単に言うと「魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」ということですが、よく話されるので知っている人も多いのではないでしょうか。

飢えている人に魚を与えるだけでは、その場では助かりますが食べてしまったら魚はなくなってしまいます。

これでは場合根本的な解決にはならず、しばらくしたら再び飢えてしまうかも知れません。

魚の釣り方を教えることができれば、その人は今後も自分の意思で魚を釣ることが出来、飢えることがなくなります。

これは学校での勉強にも同じことが言えると思います。

ただ勉強を教えるだけでは魚を与えているのと同じ。

多少は成績があがるでしょうが、親が教えなくなったり塾に通わなくなったら勉強をやめてしまうかも知れません。

大学に通うようになってもただ単位を取るためだけの勉強はして欲しくありませんし、社会にでてからも学び続けて欲しい。

子供には出来れば魚の釣り方を教えていきたい。

今は大人になるための準備期間

子供は日々成長します。

そして大人に近づいています。

つまり、子供であるうちは大人になる準備をしていると考えることができます。

大人になったときに、必要なことを自ら学べるようになっていて欲しい。

完全な個人の主観だけど、学び方がわからないという大人が多いような気がしています。(僕のまわりだけなのかもしれませんが・・・)

おそらく意欲的に学んだ経験がないか、あったとしても浅かったのかも知れません。

学び方を一つの技術と考えると、最初からうまくいく人はいません。

そんな人はほんの一握りの天才だけ。

初めて自転車に乗った時のように、試行錯誤して、ときには転びながら乗れるようになればいい。

子供には、今のうちにいっぱい転んで、いっぱい失敗して、学び方を学んで欲しいと思っています。

大人になってから転びながら覚えるのは大変だから。

しょーちゃん

後半に続きます!

子供の勉強について、親はどう関わっていけばいい?(後編)・・・ 未リンク