より本番に近い形式の「模試」でいい結果を残す方法
模試の成績が定期テストほどよくないことはあります。
模試の難易度が高い場合などは仕方ないかも知れませんが、それ以外の原因だったら困り物。
なぜなら模試は本番の入試に近い形式で行われるからです。
模試での成績≒本番での成績
受験間際の方はしっかりと対策をしておきましょう!
もくじ
「模試の成績」と「定期テストの成績」の差
定期テストの範囲は模試に比べて狭いです。
それに、授業で習った範囲(教科書にのっていること)からしか問題が出ません。
つまり比較的簡単なテストだということです。
一方で模試は、種類にもよりますが範囲は広め、かつ習っていない範囲(教科書にのっていないこと)からも出題されます。
授業から時間が経過して忘れてしまっていたり、習っていないような項目からの出題があったりします。
そのため一般的には、模試の難易度は定期テストよりも高めです。
模試は本番の予行演習
模試の成績が思ったより良くないのを、むずかしいから仕方がないとあきらめてしまうのはもったいない。
本番に近い形式で行われるため、入試に向けての練習にもってこいなんですから。
それを軽視したままなのは、ぶっつけ本番で入試当日を迎えるようなものです。
わざわざ模試対策の勉強するのなんて・・・(メンドクサイわ・・・)
時間に余裕があれば対策したほうがいいんですが、そうじゃない人もいると思います。
実は、普段の勉強から入試や模試を意識した方法をとるだけで、ある程度の対策は可能となるのです!
「模試の成績」と「定期テストの成績」が乖離してしまう理由
対策のお話をする前に「模試の成績」と「定期テストの成績」が乖離してしまう理由をあげます。
理由は大きく分けて2つです。
- 単純な復習不足(学力不足)
- 本番を想定した学習が出来ていない
①単純な復習不足(学力不足)
こればっかりはたいしたコツもなく、また、一瞬で出来るような魔法のような裏技もありません。(多少の効率はある)
おそらくここが不足している人は、定期テストでも上位の成績は取れていないはずです。
これにはひたすら同じ問題集を繰り返すのが最も効果的です。
1つの問題集でかまいません(教科書準拠ワークなど)。
増やすとしても2冊までが無難でしょう(教科書ワーク+違う出版社の問題集)。
問題を覚えてしまうくらいでよいので、ひたすら繰り返してください。
目安としては授業で習ってから定期テスト当日までで、同じ問題集を3~6周くらいです。
最初は時間がかかりますが、何週目からかは驚くほど問題が早く解けるようになってくると思いますよ!
継続は力なり、頑張ってください!
②本番を想定した学習が出来てない
ここでつまる人はおそらく①はだいたいクリアしています。
はっきり言ってすごいと思います!
基礎的な学力はついているので、以降は少し工夫をして勉強をする必要がありますね。
実は、普段使っているワークには、重大な欠点があるんです。
それは問題が単元ごとにわかれていることです。
それって普通じゃん!
そう、普通です。
ある程度慣れるまではこの普通がいいんですが、ある時点から足を引っ張りはじめるんです。
それは、問題を始める前からヒントが出てしまっているということ。
方程式の単元の文章題なら方程式を使って解くんだなとわかってしまう、仮定法の単元の英作文ではとりあえず仮定法を使うという前提がわかってしまうことが問題なのです。
本番は模試では、そんな親切なヒントは出ていないですからね。
ランダム学習のすすめ
単元毎に分かれていない問題集を買ってもいいですし、志望校の過去問を解いてもいいと思いますが、中1中2の段階ではまだそこまで習熟できていないことも事実。
自分の学習段階にあった都合のよい問題集はおそらくありません。
ないので作るしかないんです。
既存の問題集をコピーしてばらばらにシャッフルしてもよいんですが、手間がかかります。
おすすめの方法は、スマホやタブレットの単語帳アプリを使うことです
できれば写真をそのまま取り込めるものがよいです。
カードの表面に問題をパシャリ、裏面に回答をパシャリと、撮っておくだけでOK。
アプリ単語帳には覚えやすくするために、シャッフル機能や付箋機能、自動テスト問題作成機能がついているものもあり、大変便利です。
ちなみに僕は「WordHolic!」というアプリを使っています。
無料でも利用できるのでよかったらお試しください。
先入観なく、ランダムに学習できることが重要です。
他のものでもよいものがあれば取り入れてみてください!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!