具体的な学習方法について 復習編

復習でおさえるべきポイントを解説します

しょーちゃん

こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!

今回は前々回の記事(予習と復習ってどっちが大事なの?)から「復習」に焦点を当てて解説します。

復習の「復」は、反復の「復」

復習の目的は、「授業で学んだ知識の定着」

です。

しかし人間は忘れていく生き物です。

これはどんな天才であっても避けられないことなのですが、その対策として、記憶の定着率を上げたり再記憶の労力を減らせる方法があります。

それは繰り返し繰り返し学習することです。

  1. 初めての内容を学習した後は、時間を空けずにすぐ復習する。
  2. 繰り返し復習する。そして回数を重ねるごとに間隔を長くしていく。(1時間後⇒1日後⇒1週間後⇒1ヶ月後⇒2ヶ月後⇒半年後⇒1年後・・・)

①は前日に「予習」をし、「授業」で学習して、当日のうちに「復習」をすることが大事ということを言っています。

②については、土日に1週間で習ったことを復習し、月末に当月習ったことを復習し、定期テストや模試の前にテスト範囲を復習するといったことを言っています。

テストの点数がいくら高くても、本番(高校入試・大学入試)に活かせなかったら意味がありませんので、これは学校を卒業するまで続くものです。

ぜひ習慣化してください!

有名な「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

学校や塾などで聞いたことのある人も多いと思います。

暗記の仕方や復習の重要性を説明するときによく使われるものですが、インターネットで検索して出てくるサイトのうち、けっこうな数のサイトで、説明が間違っていたりします 笑

どのサイトも結論はだいたい合っていますので、こだわらない方はスルーしてしまっても構わないところです。

エビングハウスは19世紀ドイツの心理学者の名前ですが、彼が直接「忘却曲線」を提唱したわけではなく、彼の研究を元にして後々発展したのが「忘却曲線」です。

「忘却曲線」について

直接提唱しているわけではありませんので「エビングハウスの忘却曲線」というのにはやや違和感があったりします。

また、彼の研究は「覚えなおす時間の節約」についてでした。

この「忘却曲線」について、覚えている記憶量の曲線として説明している場合が多いのですが、正しくは「時間の節約率」です。

覚えなおす時間が節約できれば、学習効果が上がり、結果として覚えている割合は高くなるでしょうが…

結論として反復学習の重要性が伝わっているサイトがほとんどなので、当たらずとも遠からず。

まぁ、だいたいOKでしょう! 笑

ちなみにしょーちゃんが学生の頃「忘却曲線」を見て思った感想は、

「一夜漬けは一夜にしてならず」

でした 笑

効率よく一夜漬けするためには、ちゃんと準備しておかないといけないんですねぇ。

つまり一夜では漬からない、ということです^^

反復学習を繰り返していればたとえ忘れてしまっても「一夜漬けで取り戻せる」ということで、やってなければ漬けるだけ無駄ということですね。(テスト範囲が狭ければなんとかなるかも! 笑)

当日の復習にかける時間

授業で習ったこと、覚えたことを再確認します。

教科書に一通り目を通し、簡単な問題があれば解いてみます。

当日のことなので、おそらくほとんどを覚えているでしょう。

その場合は知識の確認をするだけなので

一教科につき10分~20分程度

で十分だと思います。

ただし、

わからないところがあった場合は理解できるまでやる必要があります。

わからないままにしておくと、これ以降の学力が伸び悩むことになるからです。

もちろん一人でやると効率が悪い場合は、親・学校や塾の先生に質問をします。

短時間で答えが得られるよう、どこがわからないかを具体的に絞ってから聞きに行きましょう。

復習方法 最初に覚えてから1週間後・1ヶ月後

  • 知識定着の確認
  • 忘れてしまった知識の再定着(覚えなおす)

この2点が目的です。

1週間・1ヶ月で進んだ授業分の教科書を読み返したあと、問題演習を行ってください。(学力がある場合は問題演習先行で、間違ったところ不安なところのみ教科書の読み返しでOK)

一問一答形式のもの・教科書ワークなどでいいと思います。

理由などを記述させる問題、文章問題など理解していないと出来ない難易度のものを入れていきましょう。

ここでの注意点は、わかっている問題だけを解いて勉強したつもりになってしまわないようにするということです。

解ける問題だけをすらすらやるのは気持ちのいいものです。

しかし、「わからないところ」や「忘れてしまったところ」に取り組まないと復習の意味がありません。

覚えなおす為に反復学習をしているのです。

子供だけにまかせていると陥りやすい点なので注意してください。

年齢や学力が低ければ低いほど陥りやすい傾向があります。

復習方法 最初に覚えてから数ヶ月後

タイミング的には定期テスト対策や模試対策がこれにあたると思います。

この時点までの復習がしっかり行えていれば、問題演習のみで大丈夫です。

わからないところ、不安なところのみを教科書にもどって読み返すといいです。

テスト対策の詳細は過去記事を参考にしてください。

  定期テスト対策について 前編

  定期テスト対策について 後編

テスト対策以外でも

苦手な部分については、他の部分よりも復習の回数を増やす必要があります。

人によりますが、例えば数学の文章問題や、中学英語だと不定詞・動名詞が出てくるあたりでしょうか。

理解が足りない(頻繁に間違う)部分は自分でわかっているはずです。

逃げずに立ち向かうことで学力のレベルアップをはかっていきましょう!

教科ごとの復習方法

前提

  • 基本は問題演習
  • 複数回に分けて何度でも行う
  • 正解できたかではなく「理解できたか」を重視
  • わからないをそのままにしない

英語

  1. 習った単語はその日のうちに覚える(忘れても可。繰り返し復習で定着させるので)
  2. KeySentence(文法など)はその日のうちに覚える(KeySentenceを別の主語・動詞に変えてみたりなど工夫)
  3. 教科書本文を和訳し、わからない点がないかチェック(教科書ガイドなど活用)
  4. 問題演習(教科書ワークなど活用)
  5. 別の問題集を併用(④の問題集を十分行った場合のみ。成績上位者、高得点を狙う場合)

数学

  1. 習った範囲の教科書問題を再度解いてみる
  2. 不正解だった場合・正解であっても回答につまった場合は理解できていない可能性が高いので、解説をみて解き方・なぜ間違ったのかを理解する(先生に質問するとよい)
  3. 問題演習(教科書ワークなど活用)
  4. ①③で出来なかったところは重点的に反復学習。何度かやっても間違う場合は、理解できていない可能性が高い為、先生に質問する
  5. 別の問題集を併用(④の問題集を十分行った場合のみ。成績上位者、高得点を狙う場合)

国語

  1. 習った漢字はその日のうちに覚える
  2. 習った範囲の単語の意味を理解する。熟語・ことわざ・言い回しなど、理解できないと誤読解につながる
  3. 問題演習(教科書ワークなど活用)
  4. ③で間違った部分は解説を熟読する。回答の根拠を本文中から探し理解するようにする。問題文全体・設問関連部分の文章構造を理解することで、本文に根拠を求めながら解く力をつける。

——-以降は余裕があれば行う。読解力トレーニングのひとつ——————————

  1. 教科書本文の段落を要約してみる。(出来るだけ簡潔に)
  2. 段落の要約をつなげて、文章の流れを把握する(物語は人物の心情変化、説明文は筆者の意図を意識)
  3. 教科書本文全体を、200~300字程度を目安に要約してみる。(できれば塾の先生などにチェックしてもらう)

理科

  1. 習った用語はその日のうちに覚える
  2. 習った実験はその日のうちに覚え。実験結果・理由、手順、器具名など
  3. 習った範囲の教科書問題を再度解いてみる
  4. 問題演習(教科書ワークなど活用)

社会

  1. 習った用語はその日のうちに覚える
  2. 過去の授業の内容と関連づけて覚える(単純な暗記ではなく、流れや理由を含め覚えるとよよい)
  3. 問題演習(教科書ワークなど活用)