レシピを見ずにつくれるようになるには

少しずつが大事だと思います

しょーちゃん

こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!

料理上手と言われてみなさんはどんな人を思い浮かべますか?

いろんなジャンルの料理を作れる人、味付けのバランスがよくて多くの人が美味しいと思う料理を作れる人、今の時代ならいわゆる「映える」料理を作れる人なんていう意見も出てきそうですよね。

料理上手って言ってもいろんな上手があります。

僕はその中でも、「レシピを見なくても美味しい料理が作れる人」というのを料理上手に推したいと思います。

レシピを見なくても料理が作れるとは

レシピを見なくても美味しい料理が作れるということは「ある程度の料理の基本が出来ている」ということだと思っています。

料理って足し算(もしくは引き算)です。

どの食材と食材を足して、さらにどの調味料を足し合わせてた美味しくなるのかを知っているのはすごく重要です。

それらの組み合わせはとても大事で、美味しいものだけを足し合わせたからといってそれが美味しい料理になるわけではありません。

極端な例ですが、とても美味しい甘さたっぷりの生クリームと、最高級のA5ランクのサーロインステーキを組み合わせても・・・誰がみても美味しい料理にはなりませんよね^^;

料理上手とはまず

食材や味の基本の組み合わせを知っていること

そしてそれらが身についてから、

バランスを壊さない範囲でアレンジができること

だと思います。

基本って大事

そう、基本って大事です。

なにも職人になろうってわけじゃないのでそこまで本格的にやる必要はありません。

家庭料理の基本って「家族が美味しいって笑顔になれる味」のことです。

多少の手抜きはあっても、家族が美味しければそれでOK!

じゃあ具体的に何が基準になるかというと、

  1. すでに家族に人気のレシピ(いわゆるわが家の定番)
  2. 新しく仕入れたレシピで家族に好評だったもの

これを基準に考えればよいと思います。

まずレシピ通りに作る

すでにいつも作っていわが家の定番(①)ならいいですが、②のように新しく仕入れたレシピの場合、

まずレシピに忠実に作ってみることが大事です

すでに美味しくアレンジが出来る料理上手な方は除きますが、まずはレシピ通りの味を知り再現できることが大事。

僕たちがみる料理のレシピって、その道のプロや料理上手な人が他の人の意見も参考にして世に送り出しているものがほとんどです。

ですので、ほぼその味は完成しているといってよくて、そしてその味が家族にも受け入れられるのなら、間違いなく大事にすべきレシピですよね!

そういうのを1つ1つ見つけて大事に育てていくのが料理上手への近道なんです。

慣れてきたらレシピを見ずに作ってみる

最初は作る度にレシピを見てもいいと思います。

家族に人気のレシピなら、1年を通して何度も作ることになるでしょう。

そこで少し慣れてきた頃に、レシピを見ずに同じ料理を作ることにチャレンジしてみてください。

多少の失敗は恐れずやってみましょう。

ちょっとくらい味が違っても大丈夫。

レシピを見ずに同じような料理作れるようになりましょう。

これが出来るようになるまで何度か同じものを作る必要があるかもしれません。

でも作ります。

ここが基準。ここが肝。

ちょっとだけアレンジしてみる

レシピを見ずに料理が出来たらちょっとだけアレンジしてみましょう。

よくアレンジすると失敗するっていうけど、アレンジする前の料理が出来てないことが失敗の原因の一つだったりします。

レシピを見ずに料理を作ってみるとわかってくることがあって、それは、

同じ料理を作ろうとしても毎回微妙に味が違う

ということ。

同じ肉や野菜をつかっても毎回素材の持つ味は違うし、切る大きさや季節による気温の違いで火のとおる早さも違うし、食べる人の体調によって味覚も変わってきますので当たり前。

その毎回違う中で、「美味しいと思えるゾーン」に味を調整する力が自然についてくるんだと僕は思っています。

その味を調整する、言い換えれば少しずつ味を変えるっていうことが「必要なアレンジ」だと思います。

料理経験のない人ほど大胆にアレンジしたがりますが、そんなのプロ中のプロじゃない限りだいたい失敗しますよ…当たり前です(笑)

だから、

アレンジはちょっとだけ

これがとても大事。

具体的なアレンジ方法は・・・?

似た食材と入れ替える

一番失敗の少ないアレンジ方法です。

レシピの材料のうちの1つ(もしくは一部)を似た食材と入れ替えてみましょう。

たとえば牛肉を鶏肉にしてみるとか、海老をイカに変えてみるとか、野菜だって似たようなものやその時スーパーで安くなっていたものに変えてみるとか何でもよいです。

素材が変わればそこから出てくる旨味、そして素材そのものの食感が変わります。

意外とこれだけでも違う料理になったりするものです。

風味を変えてみる

味のベースを変えるのは失敗が怖いとき、元の味を壊さない程度の「風味を足す」のもおすすめのアレンジ方法です。

例えばニンニクを足したり、唐辛子で辛みをたしたり、香味調味料で香りを足したりなど様々なアレンジが出来ると思います。

スーパーにいくと、料理にちょっと足す系の調味料がたくさん売っています。

裏面にどんな料理に足すといいのか書いてるので、素直に従うのが吉です。

僕がよくやるのは、醤油や味噌系の炒めや煮込みに「トウチジャン(豆豉醤)」を足すというもの。

麻婆豆腐などにもよく使われる調味料で中華食材の棚に置いてあります。

あとはシンプルな塩味だったら胡麻油を少し足してみるとかもしますね。

こういうのは家族の好みもあるので、みなさんで探ってみてください!

慣れてきたら味を変えてみる

味の基本がわかってきたら、味そのものを変えても大きな失敗はしなくなってくると思います。

例えば醤油味を塩味にアレンジするときなど、大雑把に考えると醤油は豆と塩を醗酵させた物なので塩味+発酵による風味が味の核になっていると考えて、足りなくなった風味を何かで補わないと物足りなくなるかも?と予想。

そして、素材の旨みが強い食材に変えてそこを補うとか(海老や貝などおすすめ)、ニンニクやアンチョビ、胡麻油などの塩と相性のいい香り、風味で補って行くとかそいういう風に工夫できるようになってくると思います。

また甘さ控えめにしてみるとか、醤油や味噌の味を強めにしてみるとかでもいいですよね。

味の骨格を根本から変えることになるので、いきなりは難しいかも知れませんし、やってみると「あれ、思ったようにならない、失敗したかも…」みたいになったりします。

もよくなります^^;

大事なのは・・・

料理は基本毎日のもの。

大きなアレンジより小さな、失敗のないアレンジがおすすめ。

食材をちょっと変えたり(だから失敗が少ない)、

風味をちょっと加えたり(だから失敗が少ない)、

それらを同時にしてみたり。

これだけでだいぶレパートリーは増えると思います。

こういうのを毎回やっていると、自然にいろんなアレンジが出来るようになってきますよ!

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まずはお気に入りのレシピをいくつか見つけて、それをレシピのまま作れるようになることからです。

そして少しずつアレンジして自分のものにしていきましょう。