どんな環境で勉強するかはとても重要です
人は環境の生き物とよく言われます。
それは周囲の環境から多大な影響を受けるからです。
今回は主に勉強する場所である「勉強部屋」について考えてみましょう。
もくじ
そもそも勉強部屋は必要か
多くの東大生が子供の頃はリビングで勉強していたというアンケート結果があります。
勉強には一時の頑張りではなく習慣化が重要です。
その点リビングでは親の目の届き声がけもしやすく勉強を習慣化するのには最適な環境です。
なので
個人的には勉強部屋は必要ない
と思っています。
勉強部屋という名のあそび部屋になる可能性
子供が自室を与えられたらお気に入りのものを多数そろえ自分の縄張りを形成しようとします。
おもちゃや漫画好きな芸能人のグッズなどを集めることになるでしょうが、そのような環境では気が散ってしまって勉強どころではないでしょう。
子供部屋を与えた場合でも勉強については主にリビングで行う方がよいと思います。
参考)子供部屋が必要になるのはいつから? メリットデメリットやポイントについて
勉強部屋は自発的に勉強できるようになってから
リビングでの勉強については、習慣化を親が助けるという意味で非常に重要だと考えています。
ですのでその習慣が出来た後は、それ以前ほどはリビングでの勉強に固執する必要はないでしょう。
だいたい中学生から高校生にかけてですが、この頃になると小学生とは違い勉強時間も長くなってきますので、リビングでの勉強では支障がでてきます。
気になる番組が始まってしまって集中できなくなることもあるでしょうし、そういった子供の為に家族が我慢を強いられるのもあまり良くないですよね。
落ち着いて長時間の勉強ができる環境が欲しくなってくるのはこの頃です。
子供が自室で勉強するようになったら
勉強部屋をつくるにあたって気をつけたほうがよいことを一通りまとめてみました。
これ以外にも細かいことを言ったらきりがありませんが、大まかにわけるとこの4つだと思います。
勉強以外のものが視界に入らないようにする
勉強をしていると集中出来るときとそうでないときがあります。
長時間の勉強でつかれている場合や、苦手に取り組んでいる場合などは特に集中力が弱くなりがち。
そんなときに視界に勉強以外のもの、例えばマンガや趣味のものが視界に入ってしまうだけで集中力は途切れてしまいます。
同じ部屋に趣味のものがあってもよいですが、できるだけ視界に入らないように工夫して配置したほうがよいと思います。
そういった気を散らすものは勉強机とは反対側の壁に配置したり、カーテンなどで覆って目に入らないようにする、あえてクローゼットの中に配置するなどです。
疲れない勉強机
机は勉強部屋の心臓部です。
長時間滞在することとなりますので、着座しつづけても疲れないように気をつけましょう。
小学生の頃に買った勉強机をずっと使いづつけるパターンが多いと思いますが、成長に伴い高さが合わなくなってしまう事もよくあります。
適正な高さに調整して無駄に疲れないように心がけてください。
また、壁面に近すぎると圧迫感を感じてしまい集中できなるなることもあるので適度に空間をとったほうがよいです。
勉強部屋の光について
照明には様々なタイプがありますが、勉強部屋には白昼色か昼光色がおすすめです。
中でも、若干青みがある昼光色は脳をリラックスさせ集中力を上げてくれると言われています。
次の項でも触れますが「青」には集中力を高めてくれる効果があります。
勉強部屋の色について
青には集中力をアップさせる効果があります。
精神をリラックスさせる鎮静効果があり作業に没頭しやすくなるそうです。
反対に黄や赤などの暖色系は興奮作用があるのでいくら好きな色とはいっても勉強部屋にはあまりおすすめできません。
また茶色やベージュなどの落ち着いた色も脳を休息モードにしてしまうことがあるので避けた方が無難な色です。
さすがに壁紙をすべて変えることはむずかしいのでカーテンを青にかえたり、視界にはいる部分に青色のポスター(集中力を乱さないシンプルなもの)を貼る、小物を青系で統一するなど工夫をすると効果があるかも知れません。
集中できる環境をつくって頑張りましょう!
ちなみにうちの場合は勉強だけの部屋をつくって、カーテンを青色にかえました。
効果が出ているかは謎ですが (笑)
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!