社会人大学生を始めた僕の勉強法2023 後編

2023年から大学へ。初年度の勉強法です

しょーちゃん

こんにちは! 社会人大学生のしょーちゃんです!

2023年に僕が行っている勉強法をまとめた記事となります。

前提になる僕の考えなんかが気になるかたはそちらもご覧ください。

社会人大学生を始めた僕の勉強法2023 前編

前編でも書いたけど「段取り8割」

前編でも書いた僕の意見です。

何か成果を出す際には準備がとても重要。

どれだけ準備したか、また現在どれだけの学力があるか(過去の学習をどれだけ思い出しているかなども含む)で勉強効率は変わってくると思います。

ですので、同じような勉強を行っても結果は人それぞれ。

ご紹介するのはあくまでも僕の勉強法ですので、読まれているみなさんの結果は保証できませんが・・・

参考程度にご覧ください。

勉強法その1 理解は5-7割 そのかわり回数をまわす

忘れることを前提に勉強します。

また間違って理解してしまっている可能性も考慮します(初見の学問は特にそうです)。

放送大学では身近に教授や仲間がいないことがほとんどなので、講義後に教授に質問に行ったり、仲間に聞いたりすることができません。

教授にはメールで質問が可能ですが回数が限られていますので、使いどころを考えてしまうと気軽には聞けません。

1回で覚えようとせず、また覚えられたとしても複数回同じところを学習することで、記憶がより強固になり、また以前間違って覚えていたことも修正することができるようになります(意外と気づくものです)。

僕のとったやり方は次の通り。①まず最初に放送授業を1学期分最後まで閲覧する(倍速で、ちょっと頑張って理解できなかったら飛ばす)②もう一度放送授業を最初から見直す。その際はテキストと照らし合わせながら見て、大事だと思うところをエンピツで薄くマークしておく③問題を解いてみる(通信指導・自主学習用・過去問など)。その答え合わせをしながら理解し、また出た部分をテキストにマークしておく(〇テ、などと記載)④テキストを熟読する。その際に大事だと思ったことや今までマークしたところに赤ペンなどでペン入れする。また付箋でメモ書きやコピーを作成し挟み込む⑤もう一度問題を解く。⑥あとは理解度に合わせて適宜、放送授業、テキスト、問題を行う(2週間に1度は必ず触れる。でないとおじさん忘れちゃう・・・)

勉強法その2 隙間時間を利用するために工夫をする 

隙間時間でできる勉強は何か、できない勉強は何かをまず把握します。

人それぞれ隙間時間の長さや状況は違うと思います。

通勤電車のような目では見れるけど声が出せない状況、

運転中のような声は出せるけど耳からでしか学習できない状況

そんな限られた条件には、その時にしかできない勉強を行ったほうが効率的です。

僕の場合は、隙間時間には勉強法その1で記載した①②③⑤をあて、まとまった時間をとって④⑤を行っています。数学などは計算が必要なため全ての工程をまとまった時間で行う必要がありましたし、歌とともに英語を学習する講義があり、それは運転中に優先して行っていました。

勉強法その3 まとめノートはつくらない 

勉強=ノートをとるという人も多いかも知れません。

特に学生時代は、必死で黒板をノートに写していたりしましたよね。

ちょ、せんせーまだ消さんといて!とかやってたことを思い出します(笑)

これは人それぞれだとは思いますが、まとめノートをつくるのは比較的時間のある人向けの勉強法だと思います

まとめノートを作成にはかなり時間がかかりますが、同じ時間で3-4回は映像授業やテキストを読めますし、問題も解けます。

脳は情報をインプットし、そしてアウトプットすることで記憶に定着しやすいつくりになっていると聞いたことがあります。

忙しい社会人はインプットに時間をかけているとアウトプットの時間が足りなくなりそうです。

また、まとめノートをつくっただけで勉強した気になるということも避けなければなりません

勉強法その4 情報は一元化する 

テキスト、まとめノート、印刷した過去問、その他資料・・・大事な情報が各所に散らばっていたのでは効率が悪すぎます

いざ見直す際に、「あれ、どこにかいてあったっけ?」となっている時間がもったいないのです。

  • 分からないときはここを見れば解決する
  • ここに載っていない=まだ調べられてない=さらに勉強しなければならない

情報を一元化しておくと非常に便利です。

おすすめはテキスト(放送大学では印刷教材といいます)に一元化することです

その主な理由は以下の2点。

  • テキストには基本的に重要なことが網羅されている
  • テストの際にテキストは持ち込み可(2023年現在)

特に2点目が重要で、テキストが持ち込み可なだけではなく、そこに書いたメモ、貼った付箋、コピーの添付や挟み込みがあっても大丈夫なんです。

これはもう大学側がテキストへの情報集約を推奨しているようなものですよね!

「勉強法その1」でテキストにエンピツで書いたり、赤線を引いたり、付箋をはったり、挟み込みをつくったりしていたのはこのことが理由です。

勉強法その5  勉強場所を確保する

学生の頃のように、自宅だけで勉強できる環境ではないと思います。

忙しい日々の中で隙間時間を活用するだけでなく、まとまった時間が取れてもときには集中できる環境に移動した方が効率があがるというもの。

家族構成によっては自宅では集中できないこともあるでしょうし(家族の理解は必要です)。

また自宅に誘惑がある場合もあります。

テレビや雑誌、趣味のものなど、それらはとても素敵なものですが、時として勉強の邪魔をしてきますから(笑)

勉強場所としては以下の中から複数を確保しておくのをおすすめします。

場所を変えるとリフレッシュが出来、勉強効率もあがります。

  • 自宅(書斎・比較的静かな部屋)
  • 放送大学学習センター(近くにあったら是非活用!)
  • 通勤電車など(落ち着ける端の席・始発駅など出来るだけ工夫)
  • 車の運転中(仕事プライベート問わず運転が長い方はこの時間を活用)
  • 図書館(学習室があるところは特におすすめ)
  • カフェ(混雑時間をさけて、あまり騒がしくない場所)
  • 公園(比較的涼しい時期は公園のベンチで勉強をしてもはかどります)

僕の場合は次の5つを確保していました。①自宅②通勤電車(少し遠回りしても始発駅を活用して落ち着けるスペースを確保)③運転中(主に聞き流し+大学と同時並行している英語の勉強)④図書館(行動範囲内の4つの図書館を利用、学習室あり)⑤公園(涼しい時期に緑の豊富な大きな公園で。むっちゃ気持ちいい!)

勉強法その6  過去問を活用する

過去のテストに出た問題を過去問といいます。

実際に問われたわけなので講義の中でも特に重要な部分が多く、それを中心に勉強するのは大学での勉強の王道といえます。

放送大学では過去2回分の過去問が公表されていますので、取得する講義が決まったら優先的にダウンロードしておきましょう。

できればだいたいでいいので卒業までに取得する予定の講義を決めておき、数年先の予定のものであってもダウンロードしておくことをおすすめします。

そうすることで多くの過去問をゲットすることができます。

これは単位取得や講義内容理解への近道です。

もちろん過去問は答えを覚えるだけでなく、なぜそうなるかまでを理解し、テキストにまとめるなどの工夫が必要です。

過去問の取得方法:システムWAKABAにログイン ⇒ 学内リンク ⇒ 過去の単位認定試験問題・解答など ⇒ 目的の講義名をクリック

僕は4年間の履修計画(多め)を決めておき、その過去問を初年度から取得しておきました。結構時間がかかるので、時間に追われる前に早めにやっておくのをおすすめします。

その他

PCは必須ではないけどあったほうがいい

放送大学は基本的にスマホがあればなんとかなります。

でも小さな画面では長時間の勉強はつらいです。

年をとってくると、夜仕事で疲れた後に小さな画面とにらめっこすることが非常につらくなってきます(笑)

高スペックは必要ないので安いPCはあった方が無難です。

半年だけの履修なら問題ないと思いますが、数年間の予定なら高い買い物ではないと思います。

ノート型でもデスクトップ型でもいいのでスマホやタブレットよりも大きな画面のものを選択すると勉強がはかどります。

プリンターもあった方が便利

スマホ・タブレットやPCの画面で見るのもよいですが、やっぱり紙で欲しい時もあります。

そんなときいちいちコンビニに行って出力するのも億劫です。

やっぱり紙があると安心する世代、昭和のおじさんは私です(笑)

テキストにまとめるまでもないことや、ちょっとしたことを気軽に書いておけるのが紙の利点。

僕は主に過去問をプリントアウトしたりしてます。

また、テキストだと仕事中ずっとかばんにいれておくのは重いですが、その日覚えようとする部分だけをプリントアウトして持ち運びができることも紙の利点です。

カバンの小さな女性には特におすすめかも知れません。

ブルートゥースイヤホン

電車の中で勉強をする場合はあると便利です。

ノイズキャンセリング機能があるものなど雑音がシャットアウトされ放送授業に集中できます。

持ち運び用小型スピーカー

車などで聞くときに便利です。

スマホから直接音をだしてもよいですが少し聞き取りづらいですし、社用車に私用スマホをペアリングするのも気が引けたので、1000円くらいの小型スピーカーを買いました(ダイ●ーに売っていました)。

お気に入りの文房具

お気に入りの文房具をそろえることでテンションが上がる人にはおすすめ。

専用のペンケース、シャーペン、消しゴム、マーカーなどをそろえることで勉強スイッチを入れることが出来るので僕はそうしてます。

仕事で使っているものと分けているのは個人的な工夫です。

環境に気を配る

勉強しやすい環境に気を配ることは大切です。

子供も大人も勉強に適した環境は同じだと思います。

今年は電気代がすごいですが、暑すぎる部屋では効率が落ちるのでクーラーで涼しくするなど工夫することで勉強を継続していきます。

勉強がはかどる温度

勉強部屋について考える

しょーちゃん

僕は大学のその先に目的があるので、この勉強法は講義内容を理解するためのものとなります。

単位だけを取得する、いわゆる効率のよい勉強法ではありません。

おそらく何らかのサークルに所属して数年分の過去問を入手し、それを集中的にやるのが、単位取得だけなら一番の近道かと思います。