大学は若者だけのものではありません!
大学についての2回目の記事となります。
リアルタイムに更新しているので、なかなか記事にすることはないのですが、今回は僕がなぜ「放送大学」を選んだのかを書きたいと思います。
もくじ
そもそも何故いまさら大学に?
実は僕、いろいろあって大学を中退しています。
若い時はそれでもいいと思っていたのですが、今になるとやはり少しの後悔があります。
当時とまったく同じ状況に追い込まれれば、間違いなく同じ退学という選択をしますが、学ぶことが好きだったのは事実。
年を重ねるにつれ再び学びたいという欲が出てきたんですよね。
学ぶにあたって、今となれば大学でなくても色々な手段があります。
でも大学を選択したのはその先、大学院で学ぶという選択肢を捨てたくなかったからというのもあります。
放送大学は生涯学習が魅力のひとつ
僕の年齢はいわゆるアラフィフです。
もう少し詳しく言うと50手前。
この年になると学士号があったとしてもそこまで就職に影響はないので、若い方のニーズとは少し違うかも知れませんね。
学士号があるに越したことはありませんが、自分に専門性をつけるためのステップの一つとして、また生涯にわたって学習(スキルアップ)しつづける手段として放送大学を選択しています。
また、放送大学自体もそれを理念の一つとして設立されています。
人生計画のひとつとして
若い頃、それこそ10代の頃は未来の選択肢はいくつもあり、その中から自分の進む道を選択できました。
僕が選んできた道に大きな後悔はありません(小さなのはいくつもあります 笑)。
でもこの年になると、あの頃よりは選択肢は狭まり、将来への計画が具体的なものになってきます。
子供が成人するまであと何年。
勤め上げたとして定年まであと何年。
想定される年収。
自分の体力。
みなさんも若い頃よりはかなり鮮明に将来が思い描けますよね?
それでも未来は無限だと思っていますが、それは
今努力したものだけに許される特権だと思っています。
今の会社には大きな不満はありませんが、それでも定年があり60までしか働けません。
そして僕は80歳くらいまで働きたいと思っています(体が動けば、ですが)。
会社の制度がこの先変わるかどうかはわかりません。
出来れば変わって欲しいとは思っていますが、他人はあてにせず自分の道は自分で切り開きます。
そのために定年よりも10年以上前から動いて準備しようと考えて、今何ができるかと考えて、働きながらの大学進学という結論に達したのです。
数ある大学の中からなぜ放送大学を選んだのか
前述した「生涯学習」を掲げていた部分も大きいのですがそれ以外にも決め手となったことがいくつかあったのでご紹介します。
オンラインのみでも卒業できる
働きながら学生をするにあたって通信大学というのは絶対条件でした。
もちろん定時制という選択肢もありますが、仕事で残業があることも多々あり(最近は21:00くらいまで働いていることが多いです)完全に定時で終われる職場でないと不可能です。
ですので隙間時間や休日に学ぶことのできる通信大学に絞って探しました。
通信大学の中には、スクーリングといって必ず大学(もしくは指定の会場)に足を運び実際の授業を受けなければ卒業ができない大学もあります。
もちろんそれはそれで魅力のある学習形態ではあるのですが、業務の不安定さとその日ピンポイントで休めない可能性もあり完全オンライン対応の通信大学というのが大前提でした。
そうすることで、仕事に左右されず、
自分のやる気さえあれば学習時間を確保することができます。
もちろん放送大学では体面授業も選べますよ、念のため。
都道府県に1つずつある学習センターでは色々な体面授業が開催されそれが一つの売りでもあります。
在学可能期間が長い
学習が目的なので一から全単位をそろえるつもりで入学しています。
僕の目標は一般の大学と同じく4年間での卒業ですが、普通の学生とは違い働きながらです。
当然社会情勢の変動や、部署移動、家族の都合など様々な要因で計画通りにいかないこともあるでしょう。
想定外のことが起こった場合、生活が最優先となりますので数年間の休学を挟まなくてはいけなくなるかも知れません。
仕事や家族のトラブル、親世代の介護、自分の病気などなど…そんなことは想定したくないですが、想定外を想定出来てこその大人の計画です。
多くの大学が在籍上限が8年(卒業できなければ退学)なのに対し放送大学は10年間の在籍が許されています。
この2年の差は社会人にとっては大きいと感じています。
自分のペースで学べる
社会人ですから自分の責任、つまり家庭や仕事をないがしろにするつもりはありません。
必然的に勉強の優先順位は下がってしまいます。
半期で20単位程度取得できる人もいれば、6単位くらいの余裕しかない人もいると思います(もちろんこれ以上も以下も)。
放送大学では在籍による費用負担はありません。
取得を目指す単位ごとの金額が設定されているので、少ない単位取得を目指す人は少しの時間と少額の授業料で、逆に多くの単位を目指す人は長めの学習時間とそれに応じた授業料で、各個人にあったペースで学習を進めることができるのです。
もちろん授業はオンライン(PCやスマホやラジオやテレビ)授業であれば時間場所を問わず受講可能です。
授業料が格安
通信制大学は全般的に学費が安めですが、中でも放送大学は特にお安いです。
具体的には1単位5,500円です。(2024年度からは6,000円に改定されます)
ほとんどの科目が2単位なので11,000円ですが、1単位で取得できる講義もあります。
それらの単位を集めて124単位あれば卒業できますので、入学金とあわせても約70万円で卒業可能です(単位を落とさなければ)。
実は授業が見放題
これ隠れたおすすめポイントです。
入学しさえすれば、自分のコース以外でも、全コースの授業が閲覧可能です。
意欲さえあれば他の講義にも参加し学習ができるということです(もちろん単位は認定されませんが・・・)。
これのよいところは、計画さえたっていれば
来期取得予定の講義をあらかじめ閲覧できる
ということです。
あらかじめチェックできますので、時間がある人は予習をすることができます(時間がない社会人にとってはこれがとても大事だと思います。やれるときにやる!)。
また、事前に少し受けてみることで、講義内容が合わず受講してから後悔するようなこともなくなります。
中には棒読みのような説明で眠気を誘うような教授もいるようですし。(どの学校にもいますよね?笑 学生側のやる気の問題と言われればそれまですが・・・)
とりあえず、自分が放送大学を選択した理由をあげてみました。
4月に入学してまだまだ2ヶ月もたっていませんので書けるのはこのくらいです。
学習は入学前の2月から始めているので、学習期間は4ヶ月くらいあります、実は・・・(これ裏技!? 入学前の方はわからないと思います)
これからも定期的に大学の記事は上げています。
入学を迷われている方、生涯学習を頑張る方の参考になれば幸いです!
こんにちは! 社会人大学生のしょーちゃんです!