内申を1年生のうちから意識しておかないと危ない理由

地域によっては中学1年生から入試に影響してきます。3年生になったら頑張ろうでは、気づいたときに手遅れになってしまうかも知れません。

しょーちゃん

こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!

そんなことでは内申にひびくぞ!

なんて昔はよく聞いたものです。

志望校合格に内申が関係する?

そもそも内申ってなに??

という人が多いのではないかと思います。

内申とは

一言でいうと、

中学3年間の総合的な成績

です。

総合的なというのがポイントで、通知表の成績だけではなく、学校生活を含めた全てとなります。

この志望校へと提出され、合否の判断に大きな影響を与えるものが「内申書(調査書)」と呼ばれます。

中学3年間の取り組み内容が反映されるため、短期間で一気に高めることはできません

その為、早期に取り組んでおくことが大事です

内申書は高校受験に影響する?

高校受験は、入試の結果だけで合否が判定されているわけではありません。

多くの高校では内申書に記載された内容と、入試での点数の両方を踏まえて合否を決めています。(地域ごとに差はある)

内申書は高校受験において非常に大きな影響力を持ち、合否に直結する

ということです。

入試当日の点数がよくても、内申点が足りないために合格できないというケースもあるでしょう。

内申書の中身は?

内申書の中身は地域によって異なります。

また、内申書にはいくつかの項目があり、学校によってどれを重視するかも異なります。

志望校のホームページに記載されていることもあるので、事前にチェックしておくといいと思います。

内申書には通知表の成績(内申点)だけでなく、どのような学校生活を送ったか(生活態度)も記入されています。

内申書=内申点+生活態度

内申点とは

内申点とは学年ごとの成績を点数化したものです。

9教科の成績を5段階で評価し、合計45点満点で表します。

ここでの注意点は、

内申書に記載される内申点の期間が地域によって異なる

ということです。

例えば、しょーちゃんの住む愛知県では中3の成績のみが内申点対象であることに対し、神奈川県では中2中3の成績が内申点対象となります。(2022年)

地域によっては中1~中3の成績まで含むところがあります

ので、お住まいの地域の情報を、出来るだけ早く調べておくことが必要です

「内申 〇〇県 高校入試」などで検索すれば出てくると思います。

「英語、数学、国語、理科、社会」の5教科だけでなく、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭」の実技4教科をあわせた9教科で評価されます。

生活態度とは

ここでは、内申書に書かれる項目のうち内申点以外のものを、便宜的に生活態度と呼んでいます。

地域により様々ですが、おおむね以下の通りです。

:欠席日数、委員会・生徒会・部活・学校行事などの所属、各所属での活動内容、その他学校生活での様子、総合所見

実は、入試での点数や内申点などと比べると合否への影響はそこまで大きくはありません。

無理してボランティア等を行う必要はありませんが、中学生らしい規則正しい生活をおくり、マイナスを作らないことが大切です。

内申点をあげるには

内申点をあげるとは通知表の成績をあげるということ。

つまり以下の要素が重要となります。

  1. 定期テストの点数
  2. 宿題の提出状況
  3. 授業態度・学習意欲

①は最もわかりやすく、テストでよい点数を取るということ。

①~③のうち最も重要な要素ではありますが、②③がよくないと評価が下げられてしまうことがあるので注意が必要です。

②は毎日の宿題の提出状況はもちろん、夏休みの宿題・課題作品など、期限のあるものはちゃんと期限内に提出しましょう。

③は授業をちゃんと聞き、参加するということ。

意欲的に授業に取り組むことが大事で、授業中に友達と話していたり、関係のないことをしていると悪い評価になる場合があります。

また体育などの実技は上手下手も確かに関係がありますが、まじめに取り組む姿勢も大きな評価ポイントなので、運動が苦手でもがんばりましょう。

これは体育だけでなく副教科全般にも言えることです。

関連記事)通知表の仕組みについて(執筆中につき未リンク)

しょーちゃん

できるだけ早いうちから内申を意識しておけば、ライバルに差をつけることができます!