子供への声がけ「気をつけてね~」がダメな理由

声がけのときに気をつけること。それは具体性です！

こんにちは！　サラリーマン主夫のしょーちゃんです！

子供を見送るのは心配ですよね。

小さければ小さいほど、心配で心配でたまらない親心。

でも、いつまでも側にいてあげられないので、心配な気持ちを押し殺して笑顔で見送ります。

そんなときに口をつく言葉「気をつけてね~」

そんな愛情のこもったお見送りをワンランクアップさせちゃいましょう！

気をつけてね~　・・・・何を？

気をつけて。

すごく抽象的な言葉ですよね。

気をつける対象は車なのか、怪我なのか、友達とのケンカなのか、怖い大人（犯罪者）なのか、危険な場所での遊びなのか・・・

もちろんすべて気をつけないといけないことですし、大人ならそれを「気をつけて」の5文字で理解することができます。

それは思考力と経験があるからなんです。

気をつけてね~と見送る我が子。

親が伝えた心配の意味をどれだけ理解しているかを考えてください。

見送るときや時間のあるときに、実際に子供に聞いてみましょう。

「今日は何に気をつけるの？」

具体的な答えが返ってこない場合は危ないかも知れません。

子供は自身で気をつけているつもりでも、危険な行動をすることが多々あります。

本当の意味で危険を理解していないんですね・・・

大人と同じ理解力があるわけではありませんので当然です。

ましてや、大人なら誰でもあるであろうヒヤッとした経験も失敗した経験もないのですから・・・

子供たちを守るのは親からの具体的な声がけです。

話の内容については、子供の成長により変えていかないといけません。

理解させ、危険を未然に防ぐことが目的だからです。

我が子の成長を確認しながら、言葉を選んで伝えてあげてください。

もちろん具体的に、何回も、です！

この頃の子供にはシンプルな注意事項を伝えるのがいいと思います。

あまり多くを伝えても理解しきれません。

日替わりランチのように、毎日１，２項目を繰り返していくと、次第に子供に浸透していくと思います。

安全な行動（危険を回避する行動）をとるように、良い意味で洗脳していかなければなりません。

昨日：交差点の飛び出しは気をつけるんだよ。道路で遊んじゃダメ。気づかないうちに飛び出して、車にひかれちゃうよ・・・！
今日：知らない大人についていったらダメだよ。知ってる人でも一人でついていったらダメだよ。ついて行って良いのは〇〇さんと●●さんだけだからね！（信頼のおける人、親戚等）
明日：気をつけてね~・・・で、今日は何気をつける？（たまにこちらから聞いて抜き打ちテストをします　笑）

反抗期にもなってくるので、ご家庭によってはコミュニケーションすらとりづらいかも知れません。

しかし確実に届いてはいるはずなので、声がけを続けていきます。

行動範囲・行動時間が増え、より危険にさらされますので注意が必要な時期です。

小学生より理解力が格段にあがっていますので、それを踏まえていろんな危険性を伝えていきましょう。

夕方は交通事故が一番多い時間。こちらから車は見えていても、向こうからは見えてないことが多いぞ。逆光とかもあるしね。家に急いで帰りたくて運転も荒くなる人いるし気をつけてね。
昨日〇〇町のあたりで痴漢が出たみたいだよ。できればその辺を通るときは別の道にするとか、友達と複数で通るとか自衛してね。とくに暗い場所や人気のない場所は気をつけてね！

身の回りの危険性を具体的に伝えるために、ウェブやアプリで情報を収集しておくといいと思います。

僕自身もまとめていますので、よかったら参考にしてください。