一見すると難しそうにみえるけど実は・・・
パイを使った料理って手が込んでるように見えますよね。
実際にパイをいちからつくるとなるととんでもない手間がかかります。
でも今の世の中、なんでも簡単に出来てしまう便利なものがあるんです。
それが『冷凍パイシート』!
業務用のスーパーにはだいたい売っていますし、スーパーの冷凍食品コーナーでも取り扱っていたりします。
甘いもの以外でも、いろんなものを包めますので、冷凍パイシートに慣れてくるとレパートリーがぐんと広がります!
オーブンに入れるだけなのですごく楽ですよ♪
もくじ
冷凍パイシート 使い方のコツ
基本は解凍
普段は冷凍しておいて使うときに解凍して使います(凍ったままでもよいレシピもありますが)。
季節にもよりますがだいたい室温で30分程度で柔らかくなります。
のばして使ってもOK
市販のパイシートの多くは長方形タイプで、包むもののサイズによっては面積が足りなかったりします。
そういうときは麺棒や手で押さえてのばしちゃってもOK!
穴が開かなければ大丈夫。
ねんど感覚でいろいろ試してみて!
ねんど感覚で包んだり重ねたり
基本的には小麦粉と水分が混ざっているので、触った感じはほとんど「ねんど」。
だからねんど遊びをするように包んだり、重ねたりして食材を包んで焼くだけなんです。
生地と生地をくっつけるときは端っこをぎゅっとつまむだけでいいです。
フォークをつかって押し付けるときれいな模様がついて見栄えもします(写真参照)。
包んで密封する場合は空気穴をあける
焼くと生地は膨らみます。
穴をあけておくことによって空気の逃げ道ができ、破裂することが防げます。
包丁の先やつま楊枝なのでぷすぷやっちゃいましょう。
きれいな焼き色をつけたいときは卵黄を塗る
卵黄をぬらなくても薄いきつね色の焼き目はつきます。
それを少し濃くしたい場合は、表面に卵黄を塗っておくと綺麗な焼き目がつきます。
オーブンの温度って?
オーブン料理に慣れてない人が疑問に思うことの中で一番多いのが、何度に設定して何分焼くのかだと思います。
厳密に言うと使うオーブンや、生地の厚さ、中の具材にどれだけ火を通すかによって温度や時間は変わってきます。
この辺は何度か焼いていたら感覚でわかってくるんですが、それを言ってしまうと身も蓋もないので、慣れない人向けの結論を先に言います。
火を通さなくても大丈夫なものを包んでしまえば、見た目だけで判断できる。
そしてその場合の基本は200℃、10分です。
そもそも火を通さなくてもよいもの、たとえばウインナーを包んだウインナーパイや、カレーを包んだカレーパイ、チョコを包んだチョコパイなどだったら、パイがきれいに焼きあがっていさえすれば大丈夫なんです。
パイが焼きあがる頃には中の食材まで暖かくなっていますので美味しく出来上がっています。
火が通っているかどうかなんて心配する必要はまったくありません。
楽ちんですよね!
自分で試行錯誤するなら覚えておきたいこと
他のどの料理にも言えますが、
温度が伝わる速度をイメージすることが大事
です。
材料に厚みがあればあるほど中心まで温度が伝わるのには時間がかかります。
早く火を通したいからといって火力を上げると、表面は美味しそうでも中は生という状態になります(慣れないとよくこの失敗をします^^;)。
ですので、厚みのあるものに火を通すときは、低温でじっくりがポイントです。
何を包めばいい?
前述しましたが初心者の頃は火を通さなくても大丈夫なものがよいです。
要するにあたたまるだけで大丈夫なものです。
もう一つのコツは汁気のあまりないものです。
汁気が多いとせっかくのパイが水分をすって美味しくなくなりますし、接着部分から漏れてきたりします。
例えば、カレーなどをパイ包みにするときは温まった状態でも水気があまりないように調整して包むなど工夫します。
カレーパイはとても美味しいですが、冷めたカレーの固さで判断すると失敗します。
温めるとゆるーくなってきちゃうんですよねカレーって。
そんなときはジャガイモをマッシュして混ぜることによって粘性を高める、具材の比率を高め(ルー少なめ)にするなど工夫しましょう!
ソーセージパイ&チーズパイ
材料
- 冷凍パイシート 適量
- ソーセージ 適量
- チーズ 適量
- 卵黄 適量
ソーセージパイ&チーズパイ 調理手順
- 冷凍パイシートは室温にて解凍しておきます。
- 触ってへこむ程度になったら材料を包んだり巻いたりします。
- ソーセージはオーブンの中で火が通るので焼かなくても大丈夫です。包み方はお好みで大丈夫ですが、パイシートを細長い短冊状に切って巻くのがおすすめ(だって簡単なんです!)。写真では生地が少な目にしてありますが、もう少し多くても大丈夫です。今回生地を少な目にしてあるのは、おつまみとして作ったので肉感を多くしたかったからで、基本的に飲むことしか考えてません(笑)
- チーズを包みます。長方形にきったものを二つ折りにしても、正方形を三角折りにしてもお好みの形にしましょう。今回は子供とつくったので大きさも形もばらばらです。包む場合は接着部分をフォークで押し付けるようにすると綺麗な模様がつきます。
- 濃いめの焼き色を付けたい場合は卵黄を塗ります。これはなくても構いません。最近卵高いですしねー・・・ちゃんとした料理本やサイトでははけで塗るとか書いてありますが、うちは指でささっと塗っちゃいます。家庭料理ですからきどってなんていられませんし(笑)
- オーブンを200℃に熱したら、クッキングシートにパイを並べ焼きます。今回は中に火を通す必要がない素材なので、表面の焼き色のみを観察していい感じの色になったら取り出します。今回は10分くらいでした。お好みのお皿にもりつけたら完成です!
今回のパイはおつまみでもいけるように作っています。
焼きあがったものにEVオリーブオイルや、ミルで挽いた粗びき黒コショウをふると、ビールやワインによく合います。
もちろん子供のおやつやお食事としても食べられます。
お試しあれ!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!