食材の水分に注目です
今回はラスクの作り方の記事となります。
あのやみつきになるカリカリ食感。
パン屋さんで見かけたらついつい手が伸びてしまいます。
でもあれ、量の割には意外と高いですよね・・・そんなときは自分で作ってしまいましょう!
もくじ
ラスク作りは素材の水分に注目
普通パンてしっとりふわふわですよね。
でもラスクはさくさくカリカリです。
何が違うかと言えば・・・そう「水分」です。
パンから水分だけを抜くことができたら、理論上は一瞬でラスクが完成するはずなのです。
そこで必要なのが、
ドラ〇もーん、便利な道具だして~!
・・・違います!
成大にすべった気がしますが 笑
実は未来の道具を使わなくても、今ある道具で素材の水分を抜くことができるんです。
ドラえ・・・電子レンジを活用しよう
はい、ご存じの方も多いと思いますが「電子レンジ」で水分を抜くことができます。
そもそも電子レンジの仕組みは、は電波を出して素材の水分子を振動させることで熱を生み出すというものです。
水が温まることにより蒸発し、結果として素材の水分が抜けていくのです。
ですので、お料理をみずみずしいままであっためようと思ったらラップをしてのレンチンが必要で、水分を飛ばしたければラップをせずにレンチンが必要です。
今回はパンの水分を飛ばしたいわけですから、
ラップをせずにレンジにかければラスクが出来上がる
というわけです。
レシピ:簡単ラスクの作り方
材料
- お好みのパン 適量
材料は基本的にパンだけですが、味をつける場合は必要に応じて下記材料を用意します。
- 砂糖 必要に応じて適量
- メープルシロップ 必要に応じて適量
- バター 必要に応じて適量
- バニラエッセンス 必要に応じて適量
簡単ラスク 料理手順
- パンをお好みの大きさにカットしてお皿に並べます。注意点は2つ。できるだけ水分が抜けやすいようにすこし小さ目にカットすることと(大きくてもいいけどコツがいります)、パン同士が重ならないようにお皿に並べることです。大量のパンを切ってしまった場合は、レンジを複数回に分けましょう。
- ラップをかけずにレンジをします。どんな強さでもOKです。最初はあったまると水っぽくしなしなになるので「こんなので本当にラスクができるの?」と不安になりますが、それで大丈夫です。パン一切れの大きさ、全体の量、レンジの強さによって所要時間は変わりますので、最初は2分くらいを目安にレンジの扉を開けて確認してみてください。その後数十秒~1分毎に確認していくと、最初は水っぽくしなしなだったパンが少し乾き始めてきます。そうしたら少し確認頻度を上げてください。また、乾き具合にもムラが出てきますので、時々混ぜるなどパン同士の位置を変えるようにしてください。
- 味をつけるのは②の途中のタイミング。パンが水っぽくなった時~乾きかかってきた時くらいがよいです。パンが乾ききってしまってからだと、例えば砂糖などはパンにくっつかず全部お皿に落ちてしまいます。水分で砂糖の粒が少しとけてパンにくっつくイメージで作業すると味付けの失敗が少ないです。
- お好みの固さになったタイミングでレンジから取り出します。必ず乾きムラが出てきますので、乾いたものだけを取り出すようにすると失敗なくできます。乾いたものをさらにレンジしつづけると焦げてしまいますので注意してください。
簡単ラスクアレンジ例
■味なし
- 小さくカットしたラスクでクルトンの代用品をつくる
- 味付けなしのラスクと別でディップを用意するスタイルで楽しむ
- 薄めの板状のラスクをクラッカー代わりに。クリームチーズや生ハムなどを添えてワインのお供に
- カリカリラスクにピザ用チーズをトッピングしてトースターで加熱。仕上げに黒コショウを振る(最高のおつまみ!お子様も喜びます)
■味付き
- キャラメルシロップなどを絡ませてスイーツアレンジ(市販のフレーバー系のものなら大体なんでもOK)
- 顆粒のコンソメをまぶしてうまい棒風の味付けに。塩や青のり、少量の油などを追加するとさらに美味しくなります
- 砂糖のかわりに塩とうま味調味料(味の素など)で味付けをするとポテトチップス系の味になります
慣れるとすごく簡単にでき、少量ずつ作れるので食べたい分だけ出来立てを楽しめます。
市販のアイスとフルーツと一緒に盛り合わせて、お子様と一緒に「オリジナルパフェづくり」をするのもきっと楽しいと思います!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!