冷しゃぶ?茹でるだけでしょ??という方は必見。いつもの冷しゃぶがさらに美味しくなるコツをご紹介!
暑い夏は食欲がなくなりがち。
食べることもそうですが、作る側としてもメニューさえ浮かばなくなってきます。
そんなときに重宝するのが「冷しゃぶ」です。
美味しい作り方と、いくつかのアレンジを知っておくと、とっても助かりますよ!
もくじ
冷しゃぶを美味しく作るコツ
冷しゃぶでよくある失敗は
「固くなってしまう」
「カスカスで肉の味がしない」
じゃないかと思います。
冷蔵庫から取り出したお肉を沸騰したお湯に投入し、火を通した後で氷水につけじゃぶじゃぶ洗い、水をきって盛り付ける・・・そうするとそんな感じのものが出来上がってしまいます。
それでも十分美味しいので、実は失敗という程ではないと思ってますが、もっと美味しく作るコツがあります。
是非試して頂きたいです!
冷しゃぶを美味しく作るコツ①:お肉は少しずつ茹でる
イメージはしゃぶしゃぶです。
1枚1枚やらなくてもよいですが、一度に茹でるのは1人前程度にしておいた方がよいです。
お肉を大量に入れすぎると、
- 一枚一枚のお肉の管理ができなくなる(火を通しすぎると旨味が逃げパサパサする)
- 大量のお肉を入れると温度が一気に下がってしまう(冷蔵庫から出したばかりの冷たい肉では顕著)
ということが起こるからです。
お肉のピンク色がなくなったらすぐお湯からあげるのがいいと思います。
冷しゃぶを美味しく作るコツ②:お湯は沸騰させない
別にぐつぐつ沸騰していなくてもお肉に火は通ります。
ぐつぐつやっちゃうとお肉が固くなりますし、旨味が逃げてしまいます。(お湯に出汁が出ちゃいます 笑)
理論的には60度程度でも火は通りますが、あまり低温だと殺菌できないので僕は80度くらいを目安にしています。
お鍋の底に小さな泡が付き始めるくらいの温度です。
①のようにお肉を少量ずつ入れるのは、だいたい80度をキープするためです。
冷しゃぶを美味しく作るコツ③:冷水で冷やさない
暑い夏などは、特に「冷やしたい!」という思いが強くなると思いますがこれは絶対避けるべきポイントです。
お肉は冷やしすぎると固くなったり、旨味が冷水に逃げてしまったりします。
キンキンに冷やすのはアイスとビールだけです! 笑
冷しゃぶを美味しく作るコツ④:お肉の冷まし方 その1
お湯をしっかり切った後、重ならないように広げて常温で冷まします。
①②であげた直後から余熱でも火が通りますので、そこまで計算できたら完璧です!(ただし生煮えは怖いので、余熱を考える場合は十分に注意が必要)
うちわや扇風機で扇ぐと、気化熱で早く冷ますことができます。
食べる直前にちょっとだけ(5分くらい)冷蔵庫で冷やしてあげれば十分美味しい冷しゃぶになります。
冷しゃぶを美味しく作るコツ⑤:お肉の冷まし方 その2
お湯をしっかり切った後、昆布や鰹節でとった出汁(常温)にいれて冷まします。
和食屋さんではよくある手法のようです。
肉に出汁の旨味が加わり、ワンランク上のおいしさになります!
冷しゃぶのアレンジ
ポン酢やごまだれだけが冷しゃぶではありません。
茹でただけのシンプルな味なのでアレンジの幅は非常に広いです。
ここでは一例を簡単にご紹介します!
タレをアレンジ
- 市販の各種ドレッシングをかける(だいたい何にでも合います!)
- 即席中華ダレをつくる(ポン酢+砂糖+おろしにんにく+おろししょうが+ごま油+お好みの薬味)
- 塩+ごま油
- ニラポン酢(ポン酢+刻んだ大量のニラ)
- わさび醤油
具材をアレンジ
- 生野菜と合わせて冷しゃぶサラダ
- さらにうどんをたして冷しゃぶサラダうどん
- 冷やしたそうめんや蕎麦の具材に
- 冷静トマトしゃぶしゃぶ(冷やしたカットトマト缶、オリーブオイル、塩で味付け。少量の砂糖とおろしにんにくを入れても可。フレッシュバジルや、モツァレラチーズをいれても可)
- 焼きナス(冷やす)と冷しゃぶ(味付けはポン酢。お好みで大根おろし、一味、ネギ、ミョウガなど)
- 冷しゃぶ巻(細切り野菜を冷しゃぶで巻きます。貝割れ、キュウリ、白髪ねぎ、ニンジン、タマネギなど。ポン酢やマヨネーズ、コチュジャン、スイートチリソースなどで食べます)
- 冷やし出汁茶漬けの具に(脂が少ないお肉の場合)
今年の夏は、ワンランク上の冷しゃぶで乗り切りましょう!
こんにちは! サラリーマン主夫のしょーちゃんです!